麻理-7
男たちはきっと今から麻理に「あれ」をするに違いないのだ。
麻理は狂ったように悲鳴をあげてそれから逃れようとしている。
大好きな麻理を助けたいという気持ちと、何故かはわからないが、この下品な男たちに「あれ」をされる麻理を見たいという奇妙な欲望が俺の中に渦巻いていた。
ついに麻理の美しい上半身があらわになった。
純白のブラジャーが剥ぎ取られ、乳房が露出する。
小さな空気窓から差し込む外灯の明かりに、なまめかしく浮かび上がる柔らかそうな白い乳房。
その先端で悩ましく揺れるピンク色の美しい乳頭。
制服の上からは想像もつかないような生々しいその裸体に、俺の肉体は激しく反応した。
意思に反して全身の血流が下半身に集まり、呼吸が不自然に荒くなっていく。
狂おしいような感情が身体の中に充満し、ペニスが痛いくらいに充血しているのがわかった。
三人の男たちに代わる代わる唇を犯され続けながら、麻理は泣きじゃくっている。
あまりにも悲惨で、あまりにも卑猥なその光景に俺の目は釘付けになっていた。
「ヒヒヒ……エロい乳してるなぁ」
「すぐに気持ちよくしてやっから」
スキンヘッドがニヤリと笑うと、男たちが一斉に麻理の乳房に群がった。
「……いやあ……っ……」
力ない麻理の悲鳴。
両の乳房は無茶苦茶にもみしだかれ、ピンク色の乳頭が三人の舌に順番になめ回され、吸い上げられる。
そうしているうちに制服のプリーツスカートが捲り上げられて、純白のパンティに包まれた股間を、男たちの手が交互に弄り始めていた。
麻理の脚は両側から押さえつけられて大きく開かされている。
「まだ濡れてねぇじゃん」
金髪がつまらなさそうに言うと、スキンヘッドが側に転がっていたバッグからなにやらグロテスクな黒い物体を取り出した。
細長いこけしのようでもあり、怪しげな武器のようにも見えたが、俺にはそれが何なのかよくわからなかった。
だがそのグロテスクな道具がどのように使われるのか、見てみたいという強烈な欲望が胸の中でむくむくと膨らんでいた。
「今濡らしてやっからちょっと待てよ」
スキンヘッドがスイッチを入れると、その物体はブゥーンと低いモーター音をあげはじめた。
どうやら小刻みに振動しているらしいことが俺にもわかった。
スキンヘッドがその先端を麻理の乳首に押し当てた。
「……あっ……はっ……ああん……」
麻理が明らかに今までとは違う甘い声を漏らす。
抵抗しようとばたつかせていた手足の動きが急激に弱くなり、麻理の意識がその振動からくる快楽に引きずりこまれているのがハッキリとわかった。
「……麻理姉ちゃん……」
俺は思わず生唾を飲みこんだ。
興奮のせいか喉が異常に渇いている。
「……あっ……ああっ……」
男が道具を乳首の上でぐりぐりと動かすたびに麻理の身体は面白いほどびくびくと痙攣した。
ほかの二人の男たちはその間も舌と両手を駆使して麻理の身体中をまさぐり続けている。
制服のスカートは完全に捲れ、パンティがずれて脇から黒い陰毛がはみ出した。
清らかなイメージしかなかった麻理の股間に、あんな黒々とした毛が生えているということに俺はひどくショックを受けた。
「こっちも欲しいんだろ」
スキンヘッドが、今度はあのグロテスクな道具をパンティの上から麻理の股間に押し当てた。
「………あああっ!…あっ!はあああン!」
麻理が甘えたような喘ぎ声をあげた。