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サノバ・ビッチ
【レイプ 官能小説】

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麻理-5

泣き出しそうになりながら公園の裏手にある林の側を通りかかった時、木立の奥からか細い悲鳴が聞こえた。


「……いやっ…やめてぇっ!……」


それは間違いなく麻理の声だった。

「……麻理姉ちゃん!?」


俺は夢中で林の中へ入っていった。


「……やめて……許して……」


麻理が助けを乞う声がだんだん近くなる。


気付けば俺は、林の一番奥にある古い神社の鳥居の前にたどり着いていた。

そこは母からも危ないから近寄っては駄目だと言われている場所だった。

以前は子供の遊び場だったのだが、過去に一度凄惨なリンチ事件があってから人が近寄らなくなり、すっかり荒れ果ててしまったのだ。


あたりはすっかり薄暗くなっており、俺は急に怖くなって立ち止まった。


「……あっ……ああっ……やだっ……お願い……」

どこかから聞こえる麻理の泣きじゃくる声。

「……ま…麻理姉ちゃん」


麻理が助けを呼んでいる。俺は勇気を振り絞って鳥居をくぐった。


弱々しい外灯に照らされた薄暗い境内の奥に、古い社が建っている。

よく目をこらして見ると社の裏の扉が薄く開いており、麻理の声はそこから漏れ聞こえているようだった。


「……麻理姉ちゃん……」


俺は足音を忍ばせて扉のほうに回り込み、木戸の隙間から中をそっと覗いた。


始めは中が暗く、麻理の呻き声が聞こえるばかりだったが、目が慣れてくるに従って信じられない光景が見えてきた。


麻理は薄暗い板張りの床の上に仰向けに倒され、三人の男に身体を押さえつけられていた。


そしてその男たちの手が制服の上から麻理の乳房や股間をまさぐっているのだ。


俺は言葉を失ってその場に立ち尽くした。


麻理を押さえつけている男たちは三人ともチンピラ風の迫力ある風貌で、小学生の俺などは見つかれば簡単に殺されてしまうのではないかとさえ思った。


あの恐ろしいリンチ事件のことが頭をよぎった。


「なかなかいい身体してんじゃねえか」


リーダー格と思われるスキンヘッドの男が迫力のある低い声で言った。


男は麻理の身体に馬乗りになって自分の下半身を麻理の股間に押し付けている。


両側からは腕に入れ墨のある金髪の男と、身体が熊のようにでかい屈強な男が麻理の両腕を押さえつけているため、麻理は身動きがまったくとれない状態になっていた。


「素直に俺と付き合わなかったこと……後悔さしてやるよ」

スキンヘッドが憎々しげに言いながら麻理の清らかな唇に貪りつく。

鼻をつまんで嫌がる口を無理矢理開けさせ、汚い舌で麻理の中をベロベロとなめ回すのが見えた。


「覚悟しろよ……今日からお前を俺達のおもちゃにしてやっから………」


「おもちゃ」という言葉に、俺の中の薄暗い部分がズクリと反応するのを感じた。




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