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続・聖夜
【その他 官能小説】

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続・聖夜(前編)-4

襲ってくる…

淫らに蠢く無数のペニスが、かすかな息づかいとともに、私のからだを淫靡にまさぐり、襲って
くる…。

生あたたかさを含み、蒼白い光を放ちながら、ねっとりと私の潤んだ性器の秘裂に這い集まり、
肥大化した蛞蝓のようにひしめきあっている。爛れた秘肉の割れ目を嗅ぎながら、のっぺりと
したペニスの蒼白い鎌首が、肉の合わせ目をなぞりながら、少しずつ私の性器の中に侵入しよう
としている。

いくつかのペニスが、胴体を小刻みに震わせながら、私の秘裂を押し広げようと蠕動を繰り返す。
やがて、ひとつのペニスが頭をもたげ、少しずつ肉襞の奥深くへと潜り始めていた。


肉襞を抉る淫靡な疼きが、ひしひしと性器の奥にしみてくる。私はその潤みきった肉襞をペニス
の動きに誘われるように収縮させ、からだ全体を波うたせながら深い恍惚感に浸っていく。

…あっ…ああっ…

ペニスの鎌首が襞の粘膜をつつくと、甘美な刺激が背筋まで伝わってくる。膣孔をペニスでほぐ
され、私はぬめったそのペニスを、まるで底知れぬやすらぎを求めるように陰部に深く咥え込も
うとしていた。

ペニスの刺激に身悶えするような痺れを感じた私は、溢れすぎるくらいの飴色の蜜液を滴らせ、
淫襞を妖しくうねらせる。


やがて、私の性器が、ペニスを深い空洞の暗闇へとみちびいていく。そして、ペニスの鎌首が
子宮の入り口で灰色に茫々と霞んでくると、私の咽喉の奥から痺楽の快感とも言える気だるい
喘ぎ声がひとりでに洩れてくるのだ。


子宮の奥まで伝播していく収縮と弛緩に充たされた深い肉の悦び…それは、ペニスが柔らかさと
堅さを交互に含みながら肥大化し、肉襞を少しずつ裂いていく奥深い眩惑に充ちたな快感だった。


私は烈しく身悶えを繰り返し、下半身を激しく揺する。ペニスが私の媚肉を啄むように擦りあげ
ると、私の中がしだいに溶けた飴のようなどろりとした潤みで溢れていく。
掻き毟られたように爛れ始めた媚肉とペニスの表面が、淫猥に擦れ合う音さえ、私には慈愛に充
ちた響きに聞こえてくる。


やがて、火で焼かれた鉄塊のように熱を帯び始めたペニスは、少しずつ私の肉襞を焦がしながら、
肉片を巻き上げ、無惨に切り裂いていく…。

そして、ペニスが私の中でうねりながら、子宮を突き破り、骨盤を砕き、飛沫のような液汁を
どくどくと放出し始めたとき、私は眩暈のするような崖から、暗い奈落の底に突き落とされるの
だった…。




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