投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

SM地獄
【その他 官能小説】

SM地獄の最初へ SM地獄 19 SM地獄 21 SM地獄の最後へ

SM地獄(3)-4

裕次は喜美子が座っている籐椅子の前に来た。
ぱっくりと開いて、濡れているざくろのような喜美子の陰部を見ていった。

「なんだ、母さん、ここが凄く濡れているじゃないか、いやらしい女だな」
「いや、裕次さん、見つめないで・・あぁ、恥ずかしいです」

これまでの行為で、喜美子は膣にバイブを長い時間入れられ、感じていた。
逝きそうに何度もなり、心とは裏腹に身体は感じすぎていた。
(由紀恵さんの前では逝きたくない、同性の前では・・)

しかし、感じてきて女が愛液を漏らすのは自然の成り行きでもある。
どんなに心で拒んでも身体は正直に反応するからだ。 

次の行為が又始まったようだ。
「良い格好になったな、もっとこの椅子に似合う格好にしてあげよう」
「いやよ・・」

何を言っても裕次に許されないと分かっていても、
喜美子の口からは裕次を拒否する言葉が出るのだが、
どの言葉も、それを否定されることを喜美子は分かっていた。

裕次はいつの間にか何本かの麻縄を手に持っていた。
それは四ミリ程度の縛りに適した縄の束であり、
それが長く巻いてあり、裕次の手に握られている。

喜美子はこの縄で前にも裕次に縛られている。
しかし、今日の裕次は目の色が違っていた、何かが乗り移ったように光っている。
その目が喜美子は恐ろしかった。
(今夜の裕次さんは、いつもと違う、怖い・・)

裕次の縄はまるで生きている蛇のように、喜美子の身体に巻き付いていく。
始め、喜美子の手は後ろに組まされ、手首を縛られる。

次は彼女の太股に縄が四重に巻かれ、それが肘掛けの木の部分に括り付けられ、
余った長い縄は足首に巻かれ椅子の脚に結ばれて固定される。

それが左右で行われ、喜美子は完璧に籐椅子と同化していた。
椅子に固定され身動きできず、縛られた女は妖しくも美しかった。
縄が喜美子の肉付きの良い身体に食い込むとき、縄の音がする。

キュッキュッと切れの良い音をさせ、肉に食い込むとき、
喜美子はその痛さに耐え、涙ぐむのだ。



SM地獄の最初へ SM地獄 19 SM地獄 21 SM地獄の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前