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SM地獄
【その他 官能小説】

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SM地獄(3)-5

喜美子の夫の健吾がこの妻の姿を見るのは初めてではない。
しかし、何度見ても、全裸になった妻のこの姿態は彼を勃起させた。
今までの妻とのセックスは淡泊であり、彼を興奮させるようなことはなかった。

妻は自分と交わっても、悶えることもなく、濡れ方も少なかった。
健吾はそんな妻よりも、他の女を相手にして欲望を満たしていたのだが、
こんな姿の喜美子を見ていると、まるで別人であり、
今の喜美子の姿は、今までの女より興奮させた。

(こんな俺の妻の喜美子を、はやく俺はやりたい!)

しかし、いまここを牛耳っているのは、息子の裕次なのだ。
(もう少しの辛抱だ)
健吾はズボンの中のペニスが爆発しそうなのを堪えていた。
思わずズボンの中に手を入れてペニスをまさぐると、
亀頭の先は我慢汁でヌルヌルしていた。

自分の妻を犯すことを、息子の許しがなければ出来ないという、
異様なこの家の雰囲気に、家政婦の由紀恵は唖然としていた。

彼女も喜美子と同じように陰部が濡れているのが自分でも分かった。
身体の芯から熱い物が込み上げ、痺れてくるようなのだ。

喜美子が裕次に縄を掛けられ縛られているとき、
由紀恵自身も自分がされているように妙な気持ちになっていた。



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