第２章 落とし穴-5
「さ〜てと、奥さんの毛深いオマンコをたっぷり味わっちゃおうかな〜」
「いやッ、見ないで……いやぁッ」
手が使えない由紀は、両足をバタつかせて必死の抵抗を見せる。しかし、和夫は足首を掴み、抵抗を抑えると、そのまま左右に押し広げてしまう。和夫の目の前に由紀の股間が露わになる。そこは、びっしりと生え揃った恥毛が黒々とした密林を茂らせていた。
「へっ、へっ、へっ……チャットで見たまんまじゃねえか。大人しそうな顔してこんな毛深いスケベなマンコしやがって」
「いやあっっ……見ないでぇッ……」
「そんなこと言って、さっきは自分から広げて見せたじゃねえか」
由紀の股間に顔を近づける和夫。
「うん〜〜。もう、エロイ臭いさせやがって。奥さん、やっぱ興奮してんだろう？」
「違う。ダメ、いやっっ」
和夫の舌が濃い茂みを掻き分け、ナメクジのように奥へと這い進むと、由紀の秘肉を割ってしまう。
トロリ……
由紀の中に溜まっていた愛液が溢れ出してきた。和夫は舌先に甘美な味を感じ、さらに貪るように舌を上下、左右、奥へと蠢かせる。
ピクッ、ピクッ……
時おり由紀の腰が小さく震える。
「んふっ……あっ……うんッ……いやッ」
和夫の舌がクリトリスを弾く。
「あぁっ……あんッ……」
いつの間にか、由紀の抵抗する力も弱まってきた。それどころか、次第に腰が浮き上がり、和夫の舌の動きに合わせるような小さな上下運動を始めた。
「あん……あん……あんッ……ああんッ……」
（縛られてマンコ舐められて感じてやがる……しかも、可愛い声出しやがって。たまんねえぜ……）
「へへっ。なんだ、奥さん。縛られてマンコ舐められて感じてるじゃねえか。さすが、欲求不満のドＭ奥さんだな」
「いやッ、違う……」
顔を上げ、股間に埋まっている和夫の顔に向って抗議する由紀。その顔は赤らみ、汗ばんでいて、目は潤んでいた。そんな由紀の顔を上目遣いで見ながら、和夫の舌先がクリトリスを擽る。
「あっ……いやッ……あぁッ……」
由紀は、上げた頭をガクリと後ろに落とし、もどかしげに声を漏らし、喘いでいる。和夫の口がクリトリスを含み、吸い付き、舌がそれを転がす。
「あっっ……いやっ……ダメ……あうんッ……あうんッ……アンッッ！」
由紀は腰をビクッ、ビクッっと跳ね上げ、遂に嬌声を上げてしまった。
（確か、この奥さんの旦那は医者とか言ってたな。俺とは社会的にも経済的にも遥かに上だし、こんな可愛い奥さんもいるけどよ。そんな男の奥さんが俺みたいな冴えない男に昼間っからマンコ舐められて、嬉しそうに腰振って声出してやがる。たまんねえな。ヘヘヘッ……）
予想以上に思い通りの展開に和夫は満足感を覚え、清楚な若妻に対する劣情と被虐心に酔っていた。