SM地獄(2)-6
(恥ずかしい、こんな姿で逝く姿を家政婦の由紀恵さんに見られたくない)
狂おしいほどの快感を我慢していると、快感は更に加速し喜美子を狂わす。
(逝きたい、逝きたい!・・あん、でも・・)
ひょこひょこと妙な動きをしながら、部屋を歩き回る喜美子。
四つん這いの女は乳房をブルブルと揺らし、
膣からは、おびただしい愛液を垂らしながら歩き回っていた。
そんな妻の醜態を見つめながら、夫の健吾は黙ってそれを見ていた。
ギラギラとした眼をして、彼のペニスはこれ以上ならないほど勃起していた。
彼は、ここでは息子の裕次の言いなりにしか出来ないのだ。
健吾は今までにこんなにペニスが勃起したことはない。
妻の喜美子がこんなに淫らで、いやらしく卑猥な女だとは知らなかった。
息子の裕次によって、妻が奴隷女として調教されるまでは。
由紀恵もそんな喜美子を見ながら、その卑猥な姿に圧倒され、
ただただ黙ってそれを見つめるだけだった。
その時、裕次の声がした。
「ちょっと、由紀恵さん」
「あ、はい・・」
「あそこにある、(おまる)を持ってきてくれないかな」
「えっ?」
「ほら、あの(おまる)だよ」
由紀恵は、裕次が指を差した方を見た。
部屋の片隅には無機質な幼児用の便器が置いてあった。
「あ、はい、わかりました」
もう由紀恵には分かっていた、
おそらくその中に喜美子奥様が放尿をすることを。
震える手で由紀恵はそれを喜美子の前に置いた。
「由紀恵さんは、母さんがこれでどうするのか分かるよね」
裕次は冷たい目をして、由紀恵を見つめた。
「あ、はい・・」
「言ってみて」
「この中に奥様が・・」
「それで?」
「おしっこを・・」
「そうだよ、これから牝犬がおしっこをするところを見させてあげるよ」
裕次は、そう言うと喜美子の首輪のリードを引っ張った。
(あうう!)
いきなり喉を締め付けられ、喜美子は這いずって裕次の前に強引にひれ伏された。
「さあ、母さん、そろそろ溜まってきただろう、出してごらん」
「あぁ、許して・・由紀恵さんの前で、恥ずかしいです」
「ふざけんな!僕の言うことに逆らうのかい!」
そういうと裕次はあの革製の鞭を振り上げた。
再び喜美子の背中と乳房に容赦なく鞭の罪が浴びせられる。
この状態では、喜美子はもう裕次の奴隷でしかなかった。
彼女の人生は、この家で裕次の慰み者としか生きられないようである。
バシッ!ビシッ!・・皮が剥けるような乾いた音が部屋に響く。
(あん!)
ピクンと喜美子の身体が飛び跳ね、ゴム毬のように脈動する、
その動きで、大きな喜美子の乳房が葡萄のように揺れ動く。
健吾は黙って、その喜美子の揺れる乳房を見つめていた。