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SM地獄
【その他 官能小説】

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SM地獄(2)-7

(俺の喜美子!俺の喜美子!す、凄い、こんな喜美子を見たことがない)

喜美子の夫の健吾は、息子に痛めつけられている妻を見て興奮していた。
彼のペニスはビンビンに固くなり、パンツまで突き破りそうだった。

(はやく喜美子とやりたい、あの痛めつけられた喜美子を犯したい!)
そう思いながら、久し振りに健吾は妻を見て興奮し、犯したかった。
今にも妻を引き倒し、犯したかった。
しかし、それは出来ない。
息子の許しが無ければ出来ないからだ。
(もう少しの辛抱だ)
彼は舌なめずりしながら、じっと妻を好奇の眼差しで見つめていた。

雪のように白い喜美子の肌には2本の線が走り、赤いミミズ腫れになっていた。
今にも血が滲み滴り落ちそうに見えた。
よく見ると、彼女の背中には、それ以外に数本の古い傷跡が走っていた。
それらは、前に裕次に傷み付けられた傷なのである。


由紀恵は恐ろしいと思いながら、心の何処かで美しいと思った。
(あぁ凄い、恐ろしい、でもこれは夢ではないのよね)
喜美子の傷をどこかで美しいと思う自分がいた。

彼女は自分がこの家の家政婦だという存在を忘れていた。
もう彼女は部外者でなく、この家の一員になり始めていた。
驚くような高報酬を貰う意外には・・

彼女の心の中には、このとき漠然とした思いが芽生え始めていた。
喜美子の肉体に受けた傷を自分に置き換え、痛みを感じながら、
心のどこかでそれを望んでいることを、由紀恵自身で意識していた。

(高い報酬が頂けるのなら、あぁ・・私もいつか、されても・・)

その痛みを自分の背中に置き換えてみると、何故か濡れてくるのが分かる。
(この感じはなにかしら、何で感じるのかしら)
そんな思いも裕次の非情な声で我に返る。


「さあ、母さん、早くしてごらんよ」
「はい・・」
「片足をあげて」
「あぁ、はい・・」

全裸で首輪をした美しい主婦の喜美子は3人の前で放尿を始めた。
犬のように片足を上げた喜美子の股間から、
黄金色の液体が勢いよく放射状に飛び散った。

無機質で白い便器に向けて、このメス犬に成り下がった美しい女は放尿し、
それが便器を外れ、床にも飛び散り、小さな池を作った。
(あぁ・・)

喜美子の顔は放心状態であり、眼が虚ろに泳いでいた。
夫や息子だけでなく、家政婦の由紀恵にもこの恥ずかしい姿を見られ
喜美子は自分がどうなっているのか分からなかった。
どこまで自分は堕とされ、どこまで蔑まれるのだろう。

自分は、人ではない、この家の夫人ではない、人間ではない。
・・そう思いながらも、濡れている自分が分からなかった。


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