パパが教えてあげようか-2
会社を出ると。
柔らかロン毛とネクタイをたなびかせ。
駅へと走るボク。
まるでドラマのワンシーンみたいでしょ?
これまた…そんな事を言ってるばーいじゃない。
急がなきゃ!!
駅から再び好子さんに電話したら。
ホントに痛いからきゅーきゅー車を呼ぶって。
ボクも気が気じゃなくてさー。
暫く電話で好子さんを励まし続けながらきゅーきゅー車の来るのを待ったんだ。
してね。
きゅーきゅー車到着。
好子さんが運ばれる病院名を聞くと。
その病院にレッツゴー。
病院で先生から告げられたのは。
好子さんが急性盲腸炎で手術をすると言う事。
最初はオロオロ、オタオタのボクだったけど。
手術は無事成功。
ただ少しの間は入院が必要って事で。
ボクと好美ちゃんの父娘二人の生活がちょっとの間だけ始まったんだ。
好美ちゃんがね。
男をサッサとイカせて、メロメロする方法を尋ねてきたのそんな時だった。
色々聞いたらね。
何か気になる男の子が出来たみたいで。
その男の子との初エッチに備えての事らしいんだ。
ここだけの話。
この子…お嫁さんに行けるかなぁ?
って心配し始めてたボクだからねぇ。
その男の子をガッツリ掴めるなら喜んで教えてあげるよ。
って感じかな。
そしてボクと好美ちゃんのレッスンが始まったんだ。
「じゃあよー、頼むぜパパ」
その痩せっぽっちの身体にパンツとブラだけの好美ちゃんがベットに上がってきた。
しっかしこんな時でも言葉使いが乱暴なんだねー…この子は。
まぁそこが好美ちゃんらしいと言えばらしいけど。
なんて考えながら。
「そんじゃーベットに入ってごらん」
…って、ベットの端に座るボク。
「おう!」
文太アニィばりの野太い返事でベットに潜り込む好美ちゃん。
ったく…この子は。
けどこんなガサツな感じも可愛い気もするねぇ。
なんて苦笑いを浮かべるボク。
「さっ…掛け布団に潜ってブラを外してごらん」
「おうよ」
ガバッと掛け布団に潜り込むとガサゴソとブラを外しだす好美ちゃん。
して…。
「外したぜ」
ピョコッと顔を出す好美ちゃん。
ホントに憎めない子だよ。
なんて笑顔のボクは。
「んじゃねぇ…両肩を掛け布団から出してごらん」
優しく次の課題だよ。
「こうけ?」
チャラけながら細い両肩を掛け布団から出す好美ちゃん。