EP.5「な、なんですと?!」-9
「・・・っ!」
これが女の子が感じてる顔か。
俺の想像力は、意外にもちゃんとある方だったらしい。
もうちょっと反応してたけど、あんまり違わなかった。
体が熱くなってきたので一旦揉むのを止めて、着ていた服を脱ぎ捨てる。
すると高梨さんは喉を大きく鳴らし、同じくブラジャーや履いていたジーンズ、ついには下着までその場に脱ぎ捨てた。
もうこれで、お互いを守る物は無くなったんだ−
そう思った瞬間、俺は高梨さんを座っていたソファーに押し倒した。
正しくは、そのつもりだったが寝てくれる?と相手にお願いして、そうしてもらった。
高梨さんの大事な場所を見るともう潤っており、黒い茂みがしっとりと濡れて艶を帯びている。
キスだけじゃなくて、遂にここまでしてしまうなんて思わなかった。
「あ・・・あぁ・・・!」
指先をその部分に差し込み、なぞる様に触れると、切なそうに喘いだ。
あまり深くは入れない様にしながら、慎重にそこを刺激した。
ゴムは着けなくてもいいのか?
そう思っていたら、高梨さんに止められる。
「ま、待って・・・これ、使って」
そして、頭の中で考えてた物を手渡された。
準備の良さから本当にやるつもりだったんだな、と改めて思いながら、それを装着する。
もう一度ソファーに寝そべり、仰向けになった高梨さんの前に座った。
深呼吸をして、勃起したそれをゴム越しに大事な部分に触れる。
「・・・・・っ」
大丈夫だよ、そんな怯えなくても。
怖いのは俺だって一緒だ。だから、自分だけじゃない。
「う・・・っ!!」
カリ首が少し入り、そこが拡がると、高梨さんは短く息を吸い込んだ。
歯を食い縛って必死に痛みに耐えている。
きつすぎてうまく入らず、かといって力ずくでやる訳にもいかないので、可能な限りゆっくり挿入していった。
「はぁあっ、はぁあっ」
何とか根元までは差し込めたが、中がきつすぎてもう今にも発射してしまいそうだ。
ようやく、繋がれたんだから、もうちょっと頑張らなきゃ。
「いくよ・・・」
「・・・っ・・・!」
高梨さんの腰に手を添えながら、腰を動かした。
どうやったらいいのかさっぱり分からないが、とにかくそれで彼女の中を擦り付ける様にした。
最初のうちは締め付けがきつくてうまく動かせなかったが、繰り返すうちに滑りが良くなってきて・・・
「あ、あっ、あっあっ、あ、ああ」
高梨さんは、小さかったけど、可愛らしい喘ぎ声を漏らしながら快感に悶えていた。
自分の手で彼女をよがらせているのだと思うと、たまらなく興奮してしまう。