突撃、太んちの晩御飯-2
「うん!うん!泊まって行きなさい!ご飯もいっぱい食べてね!びぇぇぇぇっ!」
わっ!太ママ大号泣だ。
「んん…グスン…グスン」
って!カリ太ちんぽ!なんでオメーまで鼻水垂らして泣いてんだよ!
まぁ…いいけどよ。
こーしてお泊まりの許可もなんなく貰ったアタシ。
して…まずはケーキだぜ。
まぁ可愛い女の子の大好物はケーキと相場は決まってっからな。
もちのロンでアタシもせーき。
いや…もとい、ケーキは大好きだ。
んな訳で右手にはモンブラン、左手にはショートケーキみてーな感じでがっつりケーキを平らげた。
あとは夕ごはんまでお昼寝だぜ。
けど…太ママには。
「太くんと勉強してきますねぇ」
こうしてアタシはカリ太ちんぽと共にリビングを退出したのであった。
いつ太ママが階段を上がってくるかわかんねーから。
制服のままカリ太ちんぽのベットに潜り込むアタシ。
カリ太ちんぽのヤツはメロメロ効果炸裂か…そんだけでソワソワと落ち着きがねー。
「んだよぉ?エッチしてーのか?」
片肘をついて半身に上半身を起こし、ニッタらニッタら笑いかけてやるぜ。
「い…いや…その…」
カリ太ちんぽのヤツ、はきっりしねーが。
そーとーエッチな事してーみてーだ。
けど余裕こきまくりのアタシ。
「アタシは寝みーんだよ!あとでな!」
意地悪く笑ってカリ太ちんぽにぁーお預けをかましてやる。
「んじゃ…寝っから!オメーのママがもし入って来たら、貧血で倒れたって誤魔化せよ」
仰向けになって目を瞑ると…本気でソッコー深い闇に落ちて行ったぞ。
おお!でっけーローストチキンだ!!
ダチョウクラスを焼かねーとこの大きさにならねーぞ!!
うひょー!!ステーキ!!
タウンページよりデカいし厚い!!ほんと素敵なステーキなんちゃってぇ。
わおっ!!あれはギャグ漫画でお馴染みのマンモスの肉か!?
すげー初めて見たぞ。
そしてアレは!?
『まんが○本昔ばなし』でお馴染みの食べても減らねー山盛りご飯。
して…お約束の揚げ出し豆腐だ!!
「さあさあ…たぷっり召し上がれ」
御馳走の向こうで微笑む太ママ。
まるで女神さまみてーなカッコしてやがる。
「いっただきまぁーす!!」
目の色変えて御馳走に食らいつこうとするアタシ。
けど…誰かが後ろから誰が引っ張ってやがる。
ったく!誰だよ!
振り返るとプチトマトに囲まれたカリ太ちんぽがアタシの制服の脇腹の辺りを引っ張っていやがる。
しかも食べさせろみてーな感じでア〜ンしてやがる。