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射精教室/村上絵美子の物語
【学園物 官能小説】

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射精教室/村上絵美子の物語ラスト-5

「彼らをどうかするのが私の望みじゃないの」
その顔に相応しい穏やかな声で話し始める。

「そんな奴ら!ゆるせねぇって!」
若々しい真っ直ぐさで怒りを顕にする生徒たち。

「いいのよ」
尚も微笑みを絶やさない絵美子。
真っ直ぐに絵美子を思う生徒たちの気持ちは嬉しかった。
だがここからだ。
今は名前も知らない者たちに向けられている怒りだが。
それらはいつ、先を越されたと言う気持ちに代わるかもしれない。
そうなった時には第二、第三の耕作を生む事は容易だ。
それを防ぐ為には…。
「私はね…教師を続けたいの、この教室で」
これは本音である事には変わりはない。
その為に絵美子の言葉には真がある。
「だからみんなにはこの秘密を守って欲しいの」

これだけでも今は充分とも言える矢代たちの反応。

でも…。
「当然、君たちにはお礼はするわ、秘密や私を守ってくれたら」
ここで秘密だけでなく自分をも守る事を願い出る絵美子。

当然だが彼氏もいない事は公言している絵美子。
そしてその絵美子の弱々しい感じが矢代を始めとする多くの生徒たちの義侠心に火をつけたようだ。

「出来る限りの事はするから…」
そう言いながら白いブラウスの胸元のボタンを二、三外す絵美子。

生徒たちの間に微かなどよめきが起きる。

「みんなとセックスする事は出来ないけど…みんなの射精の的になってあげる。
裸は見せられないけど…下着姿なら見せてあげる」
生真面目とも取れる態度で話し続ける絵美子。
だがその大胆な発言に生徒の誰もが固唾を飲んでいる。

「い…いいの?」
そんなみんなを代表するように矢代が戸惑いながら声を上げる。

恥ずかしそう微笑みながらコクっと頷く絵美子。
そして…。
「これは私とクラスのみんなとの秘密だよ」
更にボタンを外してゆく絵美子。
既に中に着てきたキャミソールを脱いでいる為。
サイズの小さめの白いブラジャー、そのブラジャーに包まれた胸元が剥き出しになってゆく。

ザワメキがドヨメキに代わる。

「でも約束だよ…触ったり、セックスを求めては絶対にダメよ、その代わり自由にかけていいから。
約束を守り続けてくれたら卒業間近にはもっと良い事してあげるから。
わ…私のオ…オナニーだって見せてあげるから」
最後の二つは裕子の提案の中にない絵美子のオリジナルであった。
それは絵美子自身がそれを望むに違い。
自分でそう判った上の言葉であった。
その証拠に話していた絵美子。
最後の方はその両頬は赤らみ、目もトロンと虚ろになりつつあった。
その原因は男子生徒たちの視線。
牡の視線に触発されてグッショリと湿ったショーツの中以外の何物でもなかった。



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