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ガリ勉女子高生好美の暗記法
【学園物 官能小説】

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いよいよ来ましたお泊まりデート?-2

グゥゥゥ…。
空きっ腹を抱えたアタシ。
つい歩き方もヨロヨロ、トボトボ、瀕死の重病患者みてーになっちまう。
していつもより少し遅めに駅につくと。

「だ…大丈夫ですか!?鬼頭さんっ!」
フラフラのアタシを見つけカリ太ちんぽが血相を変えて飛んできやがった。
そーだ!ソバはこいつに奢ってもらおう!
な〜んて元々そのつもりだったけどよ。
どれ…少しだけサービスしてやるか。

「カリちゃん…」
腹を押さえて両目をウルウルさせてカリ太ちんぽの腕に倒れ込むアタシ。

んだよ!カリ太ちんぽのヤツ、早くも鼻の下伸ばしてんじゃねーか。

「アタチ…おなかがペコリンチョなの…おソバを奢りんチョしてチョ」
これぞ…必殺のお色気?殺法だぜ。

カリ太ちんぽにゃー効いたみたいだぜ。
にやけツラで頭をブンブン縦振りしてやがる。
お色気作戦!!大成功!!


「おばちゃん!天玉ソバ!大盛りね!」
さっきとは打って変わって元気と取り戻したアタシ。
だいたい今日びの立ち食いソバは食券を出せばそれでしまいだけど。
ついつい大声も張り上げちまうアタシ。
そんだけ楽しいってこった。

してキタキタ。
天玉ソバ!!
「おばちゃん!ネギをたっぷりね♪」
配膳口でワクワクが止まんねーアタシ。

「はいよっ!お嬢ちゃん元気だね」
何とも愛想のいいおばちゃんがドンブリをドン。

おおっ!これ!これ!
ちょっと油っぽいかき揚げ、精力のつきそうな生玉子。
そいつら隠すくらい山盛りネギ。
その下のアッツアツのおソバ。
肉類はねーけど。
立ち食いソバ食ってると日本人で良かったなぁ…って思えんだよなぁ。
ビバァ富士山!でかした富士〇ば!!
ってな勢いでソバをかっこんでゆくアタシ。

「ぷはぁ!ぷはぁ!ズズズッ――!んめぇ!!」
アッツアツのソバ、汁の染み込んだかき揚げ、トロッとろの生玉子。
アッチィ季節だから汗はドバッと出てくるし、湯気で眼鏡も曇るけど。
やっぱこれだぜ!天玉ソバ!

ズズズゥ――。
ズルズルズル――。
メチャクチャハイテンション、ハイスピードでソバをすすり上げてくアタシ。

カリ太ちんぽのヤツはチマチマとザルソバを食ってやがる。


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