射精教室/村上絵美子の物語2-3
寝室に招き入れた絵美子。
進められるままにベットの端にチョコッと腰掛けている。
その絵美子。
一旦、家に帰っていた事もあり。
今日の格好は薄いデニムの半袖チュニックに下にはレディース用の膝下の短いスリムジーンズを穿いている。
その絵美子と少しだけ距離をおき。
ベットに腰掛けた裕子。
話のあらましを聞いてもニタニタと笑い絵美子の姿を見つめている。
それどろか…。
何ならの言葉を待っている絵美子を無視して。
チュニックから剥き出している腕を指先で撫で始める。
「あ…あの…」
そうなる事は予期してはいたし。
当の絵美子も期待はしていた。
ただ…このタイミングとは。
まずは絵美子の置かれた状況に何らの意見が欲しかったのに…。
絵美子はねっとりとした裕子の指先の動きに戸惑い続けている。
ただ裕子は薄ら笑いを浮かべたまま。
無言でネチネチと絵美子の腕を撫で回している。
「あの…私はどうすれば?」
痺れを切らしたように言葉を上げる絵美子。
「可愛いカッコしてるわね」
やっと真っ赤な唇を開いた裕子ではあるが、出てきた言葉は絵美子の期待していた物とは程遠い物であった。
「い…いや…あの」
それでもソバカスの多い頬をポッとピンク色に染める絵美子。
「この髪によく似合ってるわ…」
絵美子の腕から指先を放すと。
一昔前のアイドルのような髪型の軽くカールした毛先に触れる裕子。
「ん…あの…先生」
微かに顔を歪める絵美子。
腕にしても髪にしても、裕子に触られるとそれだけで身体が疼いてくるのは紛れもない事実であった。
裕子もお洒落の観点からは野暮った過ぎる絵美子の格好に異様なまで欲情していた。
そして…。
「あぁぁ…本当に可愛いったらありゃしない」
普段の低音よりも数オクターブ高い声を上げる裕子。
その言葉を体現するように絵美子のセミロングの襟足の中に顔を埋める。
「あん!ちょ…せんせえっ!」
困ったような声を上げる絵美子。
しかし決して嫌がっている様子はない。
「あぁぁ…可愛い…可愛い…」
呻くような声を上げて絵美子のうなじに唇を這わせる裕子。
そしてその行為はみるみる激しさを増し。
やや毛深い感じの絵美子のうなじをチュウチュウと吸い上げ。
ペロペロと舐め回す。
裕子が愛撫しているのは絵美子のうなじだけではない。
いつの間にか絵美子の背後に周り込んだ裕子。
黒く透けたベビードールの下から剥き出た。
白く太い両腿で絵美子を挟み込むように座ると。
脇の下から両手を差し込み、小ぶりの乳房をまさぐり始めている。