それでもアタシャやってねー-1
ネクストデイだぜ!
アタシは朝から納豆かけご飯をかき込みながらニタニタ。
そんなアタシをママはシカト。
パパはとっくのとうちゃん、会社に行ったとさ。
やべ…脳内も春めいてやがんな。
更にニタニタしちまうアタシ。
ママはそれでもシカトで味噌汁すすっていやがる。
まぁ妄想癖のあるアタシ。
ニタニタしながら朝飯食ってるのは今朝に始まった事じゃねーし。
ママの態度は自然ってやぁ自然か。
そんなこんなで飯食って、ウンコ垂れて。
さぁ!学校だぜ!
しっかしパンチー縛りで麗美のヤツにイタ電をかけた後。
カリ太ちんぽのヤローにパンチーネタで切り返されるとはなぁ。
にしてもあのヤロー!どんだけパンチーが好きなんだよ。
駅に行きしなもまだニタニタ。
ってか駅に近づくにつれてニタニタが強まっていやがる。
駅に到着すると…。
改札口でカリ太ちんぽのヤツがソワソワとアタシを待っていがる。
いやがった!いやがった!
その姿を見つけたアタシ…ふんぞり返るとガニ股で肩で風を切りテレテレと歩いて近づいてゆく。
カリ太ちんぽもそんなアタシの姿に気がついたよーだ。
嬉しそーな顔でヘラヘラ笑っていがる。
尻尾でもついてりゃあブンブン振りそうな感じだぜ。
まぁ悪りー気分じゃねーがな。
「おっ!おはようございます!」
並のデカさじゃないアタシの態度に必然的に丁寧語になるカリ太ちんぽ。
なかなか賢いヤツじゃねーか。
「おう!!」
右手を軽く上げて文太アニィばりの野太い返事を返してやるアタシ。
健さんもいーけど、やっぱ文太アニィだよな。
翔兄貴も力さんもまだまだ文太アニィに適わねーよな。
かく言うアタシは生粋の文太アニィのファンだ。
しかも文太アニィ…つったら『仁義』より『トラック野郎』だぜ。
桃次郎のお下劣ハチャメチャぶりはサイコーだぜ。
ん?何で女子コセーのアタシがそんなの知ってんだって?
小学生の頃からパパと一緒に見てたんだよ。
DVDを借りてきたパパはゲラゲラ、バカみてーに笑っていやがったぜ。
アタシも桃次郎が勃起したちんぼこを鉄ポールにぶつけて苦しむシーンとか狂ったように興奮笑いしまくってたよなぁ…なんて。
ついつい遠ーい目になっちまう。
いかん…いかん。
ノスタルジックに浸ってる場合じゃねーな。
そんなアタシをカリ太ちんぽのヤローは不思議そうに見てやがる。
そーだよなっ。
このヤローをイジメねーと。
「おいカリ太ちんぽっ!」
「は…はひぃ!」
アタシの怒声にビクッと勃起したちんぼこみてーに直立するカリ太ちんぽ。
これだよ…コレ!
アタシはヨダレとまん汁をジュルジュルさせながら…。
「ちょっと!あんた!何であんなヤラシー電話してくんのよ!」
まるで女の子みてーな甲高い声を出してやる。
待て!待てぇ!
みてーじゃない!
アタシは女の子だっ!!
……って訳のわかんねー葛藤をしてると。
いきなりの言い掛かりにカリ太ちんぽのヤツ…アワアワしてやがる。
しかも道行く巷の人たちは『ふてーヤローだ!』
って目でカリ太ちんぽを見てやがるぜ…たぁのしぃ〜。