4・バカなんて大キライ-5
『ん・・・!』
脇にキスしてから乳首を啄んで、下乳にも印をつける。
腹の上にも同様に口付けをしてから、臍を舐めてやった。
『くすぐったいよ。舐めるんじゃなくて、ちゃんとキスして』
・・・実はそうやって甘えるのが見たかった。
いつも自分から人の一物をしゃぶってくる様なエロい子が甘えるのは堪らない。
縦に伸びたリリスの臍に唇で触れて、さらに下に移動していく。
『ひ・・・あ・・・ッ!』
割れ目から控え目に頭を覗かせている陰核をちろちろと擽った。
『そ、そこは後にして。先に、下の方・・・』
「もう湿ってるな。キスだけで我慢出来るのか?」
リリスの大事な場所に口付けして、そっと離した。潤っている蜜が糸を引いて、唇と繋がる。
もう一度口を付けたが、今度はキスだけではなく潤う部分を啜った。
『ひぅ・・・や、やだ、そんなとこ舐めちゃ、ひああっ!』
「痛いか?」
『そ、そういう問題じゃ・・・んくう!』
うん、分かってるよ。
キスを望んでいるのに変な真似するなと言いたいんだな。
・・・何をしてるんだ、こんな時でもしたい事を優先させるなんて。
ここ、あんまりというか殆ど口でやらせてくれないから、間近で見てつい・・・・
気を取り直して次にしてほしい場所を聞いた。
「次は何処がいい?」
『じゃあ・・・・・こっち』
リリスは仰向けの体を反対にして、背中を向けて俯せになった。
シミひとつない柔らかい肌が目の前にある。
「なるほど、尻を舐めてほしいんだな」
『違うよ。今度は体の後ろもキスして』
普段は胸ばっかり見てしまうが、尻の方もいい感じに育っている。
「じゃあいくぞ。最初はやっぱり、うなじからか?」
『うん。上からやって』
リリスに体を重ね、体重をかけない様にしながら肌を密着させていく。
こんな体勢、やった事ないな。
リリスが相手に限った話では無いので、勝手が分からない。
『はあ、ん・・・ッ』
啄んだうなじはすっかり火照っていた。
俺の胸板が密着している背中と同じくらい熱くなっている。
キスだけでも、こんなに反応してくれるんだな。
『くあ、あははは、やだくすぐったいよ、背中を舐めないでってば』
「別に舐めてないぞ、お前の言う通りにしてるだけだ」
『ほ、ホント?だってぬめぬめしてるし・・・』
実は、キスの合間に舌を這わせている。
止めようと思いつつも本能に逆らえないのは悲しい習性だな。
真っ白い背中に幾つも赤い跡をつけながら、リリスの温もりに身を委ねていく。