若殿様-3
若殿様の孝義は東吉に
『俺は女を口説いた事がない。男専門だからな、美野は斎藤からのスパイみたいなものだから、男同様に付き合っている。土屋の娘と懇ろになりたいがどのように言い寄ったらいいか教えてくれんか、ワシの家来は武骨者ばかりだ。それで女たらしのお前に頼みたい。川並衆は我が領土の民草だろ』
『若殿様、川並衆は松田でも斎藤でもありません。松田からも斎藤からもなんの恩恵を受けておりません。従って川並衆は川並です』
『随分、威張った話をするな。しかし乍ら東吉の言うとおりだ』
案外、殿様にしたらもの解りがいい男だな………頭がいい証拠で理解力がある。
川並衆は松田についたほうが得かもしれないな。斎藤の殿様は親を殺して殿様になったような外道野郎だ。民草の人気がない。人気がないのは覇道者にはなれない……いずれ松田とぶつかるだろう…………ならば松田に恩の一つも打っていくか。
捨て石が活きる時もあるかも知れない。
『若殿様、土屋の娘を若殿様の側室にするんですか、それとも慰み者にされるんですか、若殿様の思っているように進めます。それと若殿様は美野様をヨガリ泣きさした事はございますか?』
『土屋の娘を今は側室には出来ない。娘より金と民草が狙いだ。美野は抱いても面白くない、味も素ッ毛もない。少なくともヨガリ泣き等はしない』
『不感症かな?解りました。今の若殿様では幸をものに出来ませんね。幸は女らしい女です。どうも男好きな女らしいです。いや女と謂うものはみんな淫らなもんですよ。それが若殿様は嫌いらしいが私なんぞは女は淫らなら淫らな程可愛く思いますが………衆道は下手モノですよ。いずれにしても川並の庄屋に申しておきます。都から連れてきた菊奥様が稀代の床上手です。何回か床を一緒にしたら女の良さが判るでしょ。幸をヨガリ泣きさせれるように励んで下さい、女はチンボの使い方一つで何でもしてくれます。幸を若殿様のチンボに夢中にさせれば土屋の財産から民草まで全て若殿様の手に入ります』
『東吉はチンボの使い方一つで此処まできたか………違うだろ。頭を使ってチンボを使わないとな。川並に行って菊奥様から特訓を受けてくる』
『3日程で此方は準備しておきます』
東吉にはあてがあった。
幸の世話役の年増女の玉を1回抱いた事がある。
大柄な玉は東吉を組み伏せて散々に玩具にした。
『東吉またくるんですよ』
別れ際に玉は言ったが東吉は二度といく気が無かった。
あの年増女を利用してやろう…………。
今夜から3日程足腰立たぬくらいにブチこんでやろう………。
玉を先に俺が攻略しないと幸まで行きつかない。
その夜に東吉は先日と同じように玉の懐に抱かれて赤子のように玉のオッパイをチュウチュウと吸っていた。
『東吉は小さいのに此処だけは太くて長いんだね。こんなに大きなチンボを初めてみたよ』
玉は東吉にオッパイを吸わせながら東吉のチンボをシゴいていた。