「肉体の悪魔」-1
モニターの中で男女のつがいが揺れている。
男は、膝の上に少女を乗せて柔らかな胸を堪能するように揉んだ。時折、耳元で何か卑猥な言葉を囁くのか、その度に少女の躯がクネクネと揺れる。喘ぎ声さえも高らかに聞こえそうな激しさに、画面を見つめていた楼主は舌打ちをした。
何かが、彼を不愉快にさせていた。
画面の奥で男が勝ち誇ったかのような笑みを浮かべてこちらを見る。カメラの位置は毎回変えてあるはずなのに、橘は正確にソレを見つけ出した。
と、少女の背中がしなる。ビクン、ビクンと動くその胎内にまさに今、男の子種が注がれているのだろう。決して実ることのない種だが、不快な気分を増長させるには十分だった。
「くそっ!」
楼主は机を蹴飛ばすと、モニタールームを後にした。
翌日、楼主のもとへ呼ばれた舞は、昨夜の情事の名残か幾分と気だるげな様子をしていた。
「脱げ」
短くそう命じると、楼主はじっくりと舞の躯を点検する。
足から尻へ、腰へ、背中へ。
その這わされる視線に舞は気が狂わんばかりだった。
「片足を机に上げて」
目の前の机を指されて舞は右足を机に乗せる。期せずとして開脚のポーズを取る形になった舞の花唇は、楼主の前にしっかりとその姿を露わにしていた。何人もの男に抱かれたとは思えないほどに、そこはほんのりとしたピンク色をし、ギュッと一文字に閉まっている。
しかし、その線は僅かに震えており舞が力を入れて花唇が開かないようにしているのが見て取れた。
「はぁあ…っ」
試しに楼主が指で割れ目を広げてやると、舞の胎内からトロリとした蜜が溢れだしてくる。
「何だ?昨夜、橘にやられてから濡れっぱなしか?」
その蜜を花びら全体に塗り付けながら楼主は言った。
「随分と盛んにやっていたようだが、淫乱なオマエはまだ足りなかったのか?」
舞は首を振って否定するが、楼主の指は彼女の蜜にまみれてしっとりとした糸を引いていた。
「なぁ、昨日は橘に何て言われたんだ?相当、卑猥なこと言わされたんだろ?言ってみろよ」
その蜜を胸の突起に擦り付けながら楼主は問う。
「ああんっ!そんなっ…ことっ…!」
口では否定していたが、昨夜の記憶を思い出したのだろう。舞の躯はクネクネと揺れ、太股にまで蜜が垂れてきていた。
「はぁっ…あぁ…」
その蜜で秘芽をこねてやると、舞は支えきれなくなった躯を楼主に預けてくる。
「どうした?」
素知らぬ顔をして取り出した淫具を舞の胎内に押し込んでやると、舞は片足を机に上げたまま面白いほどに躯を揺らした。