初夏のすれ違い / コトバ編-15
「ふん…持久戦ってか?
俺がイくのが先か、お前が俺に入れてくれって懇願するのが先か…」
亜紀子が涙目で睨んでくる。
あやうくサクはその目に煽られそうになった。
対抗してクイッと指を曲げ、奥の天井を引っ掻く。
次に親指でクリ×リスを潰し、引っ掻く速度も早める。
そこでさすがに亜紀子の舌が止まった。
「ほら、舐めてみろよ?
お前の口ん中にぶち撒けてやるよ!
それともこっちか?
おま○この中にズブズブ入れて欲しいか?
どっちだ、片桐!」
とうとう、射精寸前のいきり立ったモノと共に、亜紀子の口からその言葉は吐き出された。
「…ぃれてっ…!
入れて、サクっ!
サクのおちんち○、入れてくださいぃっ…!」
痛々しいほどの懇願。
サクは、達成感につられて亜紀子を苛む言葉を投げ続ける。
「やっぱり片桐は、淫乱のマゾだなっ…!
お前が欲しがってる、好きでもないヤツのち○こ…くれてやるよっ!」
…ぬぐぷんっ!
世にも淫らな音を立てて、ナマの男性器が埋もれていく。
もはや亜紀子はゴムが無いことにも気付いてはいないようだ。
「あっあぁっ、すごいっ…!
熱い、おっきぃっ…!
んああぁっ、気持ちぃよぅ!」
それほどまでに乱れている。
涙も唾液もいやらしい汁も、ふり撒きながらイきまくっている。
サクは、満ち足りたような、全然足りないような…このまま時が止まれば良いと思った。
「お前を脅すヤツに犯されて、そんなによがって、恥ずかしくないのかよ!
そんなに俺のち○こが気持ちぃのか!」
「やあぁんっ、んぁっ!
い、ぃ…っ!
気持ち、いぃっ…!」
「アニキとヤッて、はぁっ…
オモチャもあって…まだ、足りないんだろっ、っく!
いやらしい女…!」
亜紀子は、泣き叫びながらも、きゅうきゅう締め付けてくる。
本当に、呆れてしまうくらい…楽しい。
「好きなヤツができたって…お前は俺に抱かれるんだからなっ!
カレシなんか作ったら、秘密をバラ撒いてやる…!
くっ、お前のナカが良すぎるんだ!…あぁっ、もうイくっ…!
秘密がバレたら…お前は一生俺のモンだっ…片桐ぃっ…!」
「…ん゛っう!?」
とうとう、サクは熱い精を直に亜紀子のナカに放った。
あまりの快感に目の前が真っ白になる。
ナマのナカ出しって、こんなに気持ち良かったっけ…うっすら思いながら、サクは亜紀子の上に倒れ伏した。