川並衆の東吉-2
川沿い衆は俺達は斎藤も松田もない、自分達が強くなりさえすれば年貢時期にあの馬鹿者達にカカァや娘のオメコを人身御供に出す事もなくなると情報役の聞き込み次第で直ぐに押し込み強盗に励みに励んだ。
[松田も斎藤もない。俺達自身が強くなろう]
という自負を持っていたし大体荒事が好きな川並衆だった。
だから彼等には北も南もなくあちらこちらと押し込み強盗で財を築き武器を揃えた。
一人々の余得はミメヨイ女を押さえ込み犯しまくり時には連れて帰って性奴として家に飼っておく事だった。
若い男の農奴も調達された。
若い男は村の女衆の土産であったし下男として使う為に必要な農奴だった。
女衆にも従う10歳くらいの男が一番目当てだった。
そんな少年を女衆は手練手管で性奴隷にしたてあげた。
性奴は農奴も家事使いも兼ねた。
女の性奴達は村の河土手で男達が求めるままに性のおもちゃにされもて遊ばれて男達の戦闘意欲を駆き立てた。
男の性奴は家の納戸で女衆の言いつけを守りどんな命令にも従って仕えていた。
百姓仕事に家事に追い使われて性処理の道具に使われ殆どが早死にした。
毎日何人かの性処理をしながら働き尽くし食い物も満足に与えられないから早死にしなくとも仕事が出来なくなる身体になってしまう。
そうなればサッサと姨捨山に捨てられた。
姨捨山からは一人も帰ってきた者はいなかった。
そんな時代に弱々しい男の子供が産まれた。
父は正といい川並衆でも最下級の仕事しか出来ないウダツの上がらない男だった、母は性奴だったヨナだった。
正に娘をくれる者はなく押し込み強盗で女をヒッ拐う能力もなかった。
第一そんな時の仕事が荷物運びだったから女まで掻っ払ってくる余裕が無かった。
やむ無く正は庄屋様に願い出て庄屋の性奴のヨナを嫁に直した。
村の皆は笑い嘲笑してヨナとは何回したとか尻を犯したとかマンコの造りまで事細かく話し酒の肴に楽しんでいた。
性奴は仲間内の持ち物で村の男に押し倒されて拒む事は出来なくてヨナも散々にあちこちの男のおもちゃにさせられてきた。
しかしヨナを飼っていた庄屋が正の嫁にしてからは誰も指一本触れやしない。