「夕闇の孤独」-6
「あんッ、はぅぅんっ!」
この体勢の方がより深く、強い快感をもたらし、舞は身震いをする。
最早、手の動きは止まることなく刺激を送り続けていた。
「あぁーっ!」
舞の行為を黙って見ていた楼主に、不意に秘芽を摘み上げられ、舞は崩れ落ちた。
忽ち、甘く気だるい倦怠感が舞を支配する。
ピクピクと痙攣する秘部が、張り型を押さえつけては新たな快感を舞に送り込んでいた。
「っ、あんッ!」
躯の下に潜り込んできた楼主の指が、舞の胸の突起を捉えた。
「ほら、こんなに勃ち上がらせて。自分でも胸が張っているのが分かるだろう?」
強く弱く、繰り返しこね回され、舞の乳首は感度をどんどん増していく。
「ほら、自分の手が留守になっている。早く動かしなさい」
促されて、舞は抽送を再開した。
「はぅんっ、ご主人っさまぁっ!」
全身に与えられた刺激に躯から力が抜け、ヘナヘナと崩れ落ちる。
と、不意に舞の手に楼主の手が重なった。
「アァッ!」
激しく手を動かされ、舞は絶頂を繰り返す。
「やめ…てっ…あぁっ、壊れちゃ…っ」
弱々しく懇願するが、楼主は手の動きを止めようとはしない。
「…俺に狂え」
ボソリと呟かれた言葉は、舞の喘ぎ声によってアッサリとかき消された。
「いやぁっ、あぁんっ、イッちゃう…」
この日、何度目かは分からない絶頂を舞は迎えた。
気を失った舞を仰向けにさせると、楼主は胸元に顔を近付けた。
チュパッ
音を立てて吸い上げると、舞の左の鎖骨下に小さな赤い痣が出来る。
「ふんっ」
珍しく感傷的な気分でその痣を見つめた楼主は、直ぐに顔を背けると、舞の秘部に手をかけた。
挿さったままだった張り型を掴むと、舞のナカをグリグリと掻き回す。
「んんっ!」
与えられた刺激に舞が目を覚ます。
欲望に支配された男は、気の済むまで舞を蹂躙し続けるのであった。