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〈利益の卵〉
【鬼畜 官能小説】

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〈利益の卵〉-35

『見ろよ、あのしかめっ面。せっかくの可愛い顔が台なしだ』

『もっとメチャクチャに突いてよ。私、荒っぽいのが好きなのよね』


少女の清純を破壊する性暴力を目の当たりにして、観客の興奮はいよいよ高まっていた。
顔をグシャグシャにしかめ、哀しい叫び声をあげる美優の姿を見ても、もっと嬲れと囃し立てる。
処刑人の肉棒は、少し解れてきた膣壁を掻き分け、容易く到達する子宮口をこれでもかと殴りつける。
肛門にも配慮などなく、どうにか裂傷を免れているだけの肛門を捲りあげ、下腹部を美優の臀部にぶつけながら、奥へと肉棒を侵入させていった。


「や"め"…で……死"ん"じゃ"…う"ぅ"ッ!?」


不意に、幼器に暴行を加えていた処刑人が離れ、口を開けたままの幼器を拡げて見せた……滴る鮮血に、白濁した液体が混じっている……膣内で射精したのだ。あまりの激痛に美優は気付かなかったが、真っさらな白いキャンバスのように綺麗な美優の子宮は、血の通わぬ獣のような処刑人の遺伝子によって汚されてしまった。


「が……い"ぃ"…助"げ…で……」


まだ肛門と結合している処刑人は射精には到らず、一心不乱に腰を打ち付けている……暴れる体力すら一気に奪われた美優は、処刑人の腰使いにあわせて力無く頭を揺らし、痛々しい表情のまま無意味な哀願を口走っていた。


『イイ顔してるなあ……ヒヒヒ』

『アハハ!またサンドイッチだ』


新たな肉棒が幼器へと突き刺さり、美優は誰にも届かぬ悲鳴をあげた……処刑台はギシギシとリズムを刻み、そこに捧げられた《生贄》は、女性として生まれたが故の屈辱を受けさせられていく。


『オイ美優、もうへたばったのか?』

『もっと泣いて楽しませてよ』

『だんだん気持ち良くなってきたのか?』


何度も肉棒を下半身で受け止め、汚い精液が体内で弾ける……何時間が経過したのか、遂に処刑人の全員が射精を終え、〈使い物〉にならなくなっていた。


『……終わりか?』


一人の男性客が呟いた。
処刑ショーは確かに終わった……しかし、まだ満足感が味わえてはいない……男の性欲は、射精に到らなければ満足出来ないのだから………。


『どうです、お客様自身の手で楽しまれては?その分、料金は上がりますが?』

異論などあるわけは無い。稀に、観客の趣味に合わず、処刑ショーだけで済まされる女性もいた。が、美優は気に入られたのだ。
普通にアイドルとして売り出したとしても、充分に通用するだけの美貌の持ち主。
それに、ここに連れて来られてきた生贄の中で、美優は最年少だった。
まだ年端のいかぬ少女の身体がどんな物か、そんな好奇心もある。
観客の瞳は、再び禍禍しい光を帯び始めた……ぶら下がる美優は全身が汗に塗れ、晒し首のようにギロチンから飛び出た顔は、性交の恍惚にでも浸っているかのような、脱力した静かな表情で眠ったように動かない。



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