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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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ブランチを、御一緒に。-2

やばいやばい、質問責めにしちゃった。
にしても、良いニュースのはずなのに泣くなんて、いったい何があったんだろう。
だいたい、相手があのサク?
そりゃあ…なかなかカッコイイ方だとは思うけど、亜紀子は、小1からしょっちゅう同じクラスだったし、今更恋愛対象外、と前に言っていた気がする。
それなのに、いきなり"付き合ってることになってる"って、ほんとどういう意味?

「ほ、ほら、タルト来たよ?
先に食べな?」

まだめそめそしてる亜紀子に、とりあえず笑顔を取り戻してほしかった。
亜紀子は、頷いてフォークを取りあげたけれど、タルトをじーっ…と見つめたまま動かない。
そしてあたしが何か言おうかと思った時。
ぼそっ、と口を開いた。

「…お兄ちゃんとエッチしたのがサクにバレて脅された」

そして、猛然とタルトを食べはじめた。
あたしは…脳内整理が追い付かない。
えーと?
お兄ちゃんがエッチ?…いや違う、お兄ちゃんとエッチ、って言ったっけ。
で?サクにそれを知られて?
亜紀子はサクに脅されてる、と。
…―○△×※!?

「あはは、結衣、ヘンな顔ー」

「はぁどうも。
…って亜紀子!
あんた、おにぃっ…エッチョ…!?
サ、…おどっ…!?」

「結衣、噛みまくりっ!
しゃべれてないよ〜?
ね、結衣のチョコケーキ、食べないならもらっていい?」

「それはダメ」


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