図書室で先生と。-1--8
「イクぞ…」
そう言った先生の顔は完全に“男の人”で、酷く色っぽい。
「…ぅんっ……あっ、…っ、んんっ、ぁああっーーーーーー」
「くっ…」
そして二人同時に果て…
先生があたしの身体にぐったりと倒れこんだ。
そして軽く触れるだけの口づけをして、しばらくそのままブランケットの上で二人寝転んでいた…。
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「…ほい。」
「あ、アリガト…。」
先生からコーヒーを受け取る。
ソファに腰掛けてる私のすぐ横に先生も座る。
「おいしー…」
私がコーヒーを一口飲んで素直な感想を述べた。
すると、先生が…
「Hの後の一杯だしな。」
…と、赤面する一言。
からかって、わざとそういうこと言ってるのは分かってるけどさっきの場面を思い出してしまい言葉が出てこない。
「……。」
そんな私を見兼ねて、
「…いや、そこツッコむとこだから…。ま、そんな素直に反応してくれるのもすんごいカワイイんだけどっ。」
語尾にハートマークが付いたような話し方で。
「バカ…!先生…。」
私はそんな可愛いげない一言を照れ隠しで言うしかないのだった。
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私の好きなひとは、8歳上の高校の先生です。
3年生の現国の担当で、図書室の管理も任されています。
そして…私の恋人です。
今はまだ秘密の関係……。
だけど、そんな所も実は気に入っています。