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図書室で先生と。
【教師 官能小説】

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図書室で先生と。-2--1

いつもの場所に車を停めて、まずおれは図書室へと向かう。
正確には、職員室で他の教員に挨拶だけ済ませると、すぐに足は図書室のある3階へ向けられる。

佐久間 楓(サクマ カエデ)。
25歳。高校の教師として3年生の現代国語の教科を担当をしている。

職員室は、特定クラスの担任をしていないおれにとってはっきり言ってあまり用事がない。
職員室に一応デスクはあるものの、司書教諭としての在籍があるので一日の大半を図書室とそれと隣接している司書室で過ごす。


「ふぁあ…」


司書室に入って、大きなあくびをしながらすぐにコーヒーを用意する。
特に豆にはこだわりはない。
朝、必ずここでコーヒーを飲むというのが日課だ。


(…今日は校長の知り合いのお偉いさんから寄贈された本が50冊入ってくるんだったな…)


部屋にかかる大きめのカレンダーを見ながら今日の予定を考える。
コーヒーの香りがだんだんと強くなり、自然とカップを手に取りそれを注ぐ。

その時、図書室の方で戸の開く音が聞こえてきた。

おれはすぐにその音にピンとくる。
コーヒーを飲みながらそちらに行くと、彼女もおれに気づく。


「あ、おはようございます…!って、先生!図書室での飲食は禁止ですよ!」

「まぁまぁ」

「まぁまぁじゃないです!」


橘 結菜(タチバナ ユナ)。
3年で図書委員長。
あごまでのボブカット、少し童顔だが意思の強い凛とした顔立ちをしている。

今はわざと怒ったような顔を作りおれに注意しているが、目はくすくすと笑っているのがわかる。

ほぼ毎朝こんなやりとりを交わす。
橘のくるくる変わる表情や、素直な反応にたまにドキッとさせられる。

多分おれは橘のことが気になっている。
その気持ちには随分前から気がついていた。

でもそこは、『教師として』とか『大人として』とか世間一般の常識というやつで『教師と生徒』を保っている。

でもたまに、橘にギリギリのところまで仕掛けてしまう自分が居る。


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