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図書室で先生と。
【教師 官能小説】

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図書室で先生と。-1--1

すごく優しいキス…。


唇を啄んで、軽く舌でなぞられる。


目を開くと、視線が絡まり私は堪らず相手を呼ぶ。


「…先…生…。」

「……ん?」


先生は微笑んで、私の髪の毛を優しく撫でてくれる。そしてそのまま引き寄せられ先生の胸に顔を埋める。

先生の匂いと胸の鼓動、体温の暖かさが心地好い。


「ヤバ…」


ボソッと独り言のように先生が呟いて、私は顔だけ上げて先生を見つめる。
高校3年生にもなれば、何が『ヤバい』のかくらい分かる。

私だって…もっと、欲しい。

図書室の古い本の匂いと薄暗い明かり、本棚と本棚の間で今先生の胸の中に居る。
至近距離で見つめ合う。
先生の長い睫毛と少し茶色がかった瞳がキレイ。
私は凄く照れ臭くなり、自分でも顔が火照ってくるのが分かる。
それでも、先生にお願いしてみる。


「…先生、もっとキス…したい…。」


それが精一杯。
ホントはもっとそれ以上のこと、シテ欲しいって思ってるけど恥ずかしすぎて言葉に出来ない。

先生は一瞬目を見開いて、すぐに優しくて熱を帯びた瞳に戻る。

先生の手が私の両肩を掴んで、そっと体を離される。温もりが離れて少し寂しく感じていると、先生はすぐに私の手首を掴んで歩き出す。


「…?」


手を繋ぎながら少し前を歩く先生に付いていくと、やがて司書室と書いた部屋が見えてきた。

私達は吸い込まれるようにしてその部屋に入り、先生が戸の鍵をかけ、カチャリという音が司書室内に響いた。


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