消えた生徒/田辺誠の日記U(その1)-5
「くはっ…くぅぅ」
放尿を我慢する際の圧迫感に似た感覚が下腹部に広がる。
この感覚を貯めに貯めて。
その後に解放する快感を知っている僕は。
歯を食いしばる様にして夢中で腰を振り続けた。
あの人の穴の中の更に小さな穴。
その穴の辺りが僕の肉棒を圧迫してくる。
それも事の他、気持ちがいい。
「う!うは!うぅ…」
その圧迫の快感を求める様に更に腰を動かした。
うはぁ!あぎぃぃぃぃぃ!――。
不意にあの人が大きく仰け反った。
両目も見開くなんて物ではない。
白目を剥いて口からも泡を吹きかねない勢いだ。
その勢いに僕も一気に沸点に達した。
「うぁぁぁぁ!」
恐ろしいまで解放感に下腹部が襲われ肉棒がビリっと痺れた。
「はぁぁぁぁ…」
魂が抜ける様な恍惚感に包まれ、僕はあの人の中にどくどくと発射していた。
そして僕の下でブルブルと震え続けるあの人。
ジョロ…ジョバジョバジョバ……。
僕が放出した物はおろか、僕の肉棒をも流し出す様な勢いで。
あの人の淫猥なワレメから熱い迸りが溢れ出てきた。
つづく