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黒い看護婦
【OL/お姉さん 官能小説】

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黒い看護婦6-4

「ねぇ?樹里さん…ア…アレって?」
僕はすがる様な瞳で樹里さんに尋ねた。
「アレって…タカチンが持ってる白いパンツの事?」
「うあ!うわぁぁ」
樹里さんはきっとわざとだ。
わざと大きな声で言ってんだ。
僕は慌ててその声をかき消す様に奇声を上げてしまった。
そして…。
“お願い…違うと言って”って言う様な懇願の眼差し。
でも…。
「そぅだよ…婦長さんの」
してやったりって感じの樹里さんの顔。
予想はしてたけど…あまりに衝撃的な答えに。
僕はアングリと口を開けたまま絶句するしかない。
本当に昨日の昼間の優しさは何だったんだよぉ。
そんな感じでピヨピヨになってる僕。
その僕が身を起こしているベットの端に樹里さんがちょこっと座った。
なに?今度は何するつもり?って思いながらも…。
やっぱり嬉しい僕…本当に困ったもんだ。
更には樹里さん。
僕の顔に自分の褐色の小顔を近づけてきた。
「なに?なに?」
どうしても嬉しくて…目尻を下げちゃう僕。
「婦長さんの匂い…よかったぁ?」
僕の耳元で何とも意地悪な樹里さんの質問。
でも…僕の顔はカァァァって熱くなってくる。
だって、樹里さんの熱い息が。
僕の耳や頬にあたってんだもん。
やっぱり…ゾクゾクしてしまうよ。
そして、こんな時ですら…掛け布団の中でムクムクと僕のモノは大きくなってきてしまった。
そんな僕を間近でニタァァァって見つめている樹里さん。
そして凄い勘なのかなぁ。
「こんなになる程、婦長さんが好きなのか?」
意地悪笑いのまま…僕の掛け布団の中に手を差し込んできた。
そしてパジャマのズボンの上から僕のモノを握ってる!
違う…違う…僕が好きなのは…。
僕は樹里さんの言葉に顔を横に何度も振ってるけど。
けど…。
樹里さんが触ってくれてる!
その事に舞い上がりそうな喜び。
「じゃあ…何でこんなになってんの?」
パジャマのズボン越しに軽く僕のモノをしごく樹里さん。
「樹里さんが…樹里さんがぁ…」
薄い生地越しに感じる樹里さんの指の感触に。
僕はアへっとしてデロデロになってしまう。
「アタシがなによぉ!」
問い詰める様にしながらも…指を動かし続ける樹里さん。
「樹里さがス…ウムッ…」
樹里さんが好きだから…そう言いかけた僕の唇が樹里さんの唇に塞がれてたぁ!
柔らかい樹里さんの唇を自分の唇に感じて目を見開く僕。
最後まで言えなかったけど…この塞がれ方なら大満足。
ってか股間も気持ち良すぎるし。
もう出ちゃいそう。
パジャマのズボンの中で僕のモノがピクピクと震えた。
でも…やっぱり樹里さんは樹里さん。
僕のモノをしごく指先をピタッと止めた。
あと少しなのにぃ…って言いたい唇は樹里さんの唇に塞がれてるし。
ただ…その樹里さんの唇は僕の上の唇と下の唇を交互に吸ったり。
その舌で僕の唇を舐め回したりとまさにキスの達人。
あぁぁ…脳天が蕩けそう。
背骨もゾクゾクするし全身が気持ちいい。
そして…ストップされていた樹里さんの指の動きが不意に再開された。
それもかなりの勢いで…。
「ふっ…ふぐぅ…」
凄まじい快感に襲われて…。
塞がれた口で呻きながら…腰をブルブルと震わせてしまう。
気が遠くなりそう。
もぅダメだぁ!
「ふぐぅ……」
僕はパンツの中にドピッと放出してしまった。
身震いする程の解放感に…僕は惚けた様に樹里さんの唇を吸い上げる。
そして…。
樹里さんの指…。
樹里さんの唇がゆっくりと僕から離れてゆく。
僕は焦点の定まらない目をうっとりさせ。
ニッタリ笑う樹里さんの褐色顔を見つめた。
「下着泥棒のタカチン…またねぇ」
今度は意地悪いセリフと共に立ち上がる樹里さん。
本当に意地悪だけど…。
パジャマ越しとは言え樹里さんと触れ合えた喜びに比べたら…。
僕はヌルつくパンツのままだけど、とてつもない幸福感に包まれていた。


つづく


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