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黒い看護婦
【OL/お姉さん 官能小説】

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黒い看護婦6-3

翌朝…。
爽快な目覚め。
「樹里さん…おはよう」
貰ったパンティを見つめながら、ついつい出ちゃう独り言。
ただ…。
この数分後に僕は樹里さんがそんなに甘くない事を思い知らされる。
朝食の配膳のちょっと前の時だった。
「隆くん…ちょっといい?」
樹里さんとは違う看護師さんが僕のベットにやって来た。
「何ですか?」
ちょっとだけ…嫌な予感がした。
「昨日の夜…消灯前に一階に下りた?」
看護師さんは愛想笑いを浮かべながら僕に尋ねてきた。
「いえ…下りてませんけど」
本当の事だ。
「そう…わかったわ」
僕の言葉に看護師さんは取ってつけた様な笑いを浮かべると行ってしまった。
何だろう。
メチャクチャ気になる。
僕は松葉杖をついて談話スペースに向かった。
ジュースを買うフリをしながらついつい隣のナースステーションに注意がいってしまう。
樹里さんとは違う看護師さん達がゴニョゴニョ話している事につい聞き耳を立ててしまう。
その話を小耳に挟んで…。
僕は持っていたジュースを思わず落としそうになった。
なんと!…昨日の夜。
休憩中の婦長さんがシャワーを浴びていたら…パンティを盗まれてしまったそうだ!
メチャクチャ嫌な予感がしてきた。
相手はあの樹里さんだ。
それくらいのイタズラは仕掛けてきそうだ。
僕は松葉杖をつきながら慌てて病室に戻ると…。
枕の下に隠してあったパンティを。
入院時に持って来たカバンの中へと突っ込んだ。
もし…僕の予想が当たっていれば、見つかったら大変な事だ。
ってか!もし僕の予想が当たっていたら…。
僕は自分のお母さん程、年の離れた婦長さんのパンティの匂いを嗅いだ事になる。
そんな…樹里さぁぁん。
僕は思わず半べそになってしまった。

僕がベットの上でウジウジとしながら時間を過ごしていると…。
「下着泥棒の捜査にご協力下さい」
カーテンの外からエェェェな声。
ドキドキの僕。
ベットの上で身を縮込ませていると。
カーテンの中におどけた感じで敬礼をした樹里さんが入ってきた。
もう!勘弁してよぉ…って眼差しで樹里さんを見つめるけど。
樹里さんはニタニタと意地悪この上ない顔で僕を見つめている。
「婦長さんの白いパンツが無くなったんだってぇ…タカチン知らない?」
樹里さんのセリフ…そりゃないよぉって感じで。
僕は泣きそうな目で口をパクパクさせて樹里さんを見つめた。
「ガハハハハ!なに?その顔!」
樹里さんはそんな僕の表情を見て。
心の底から楽しそう。
うぅぅぅぅ…本当にショッキングな展開っぽいのに。
樹里さんのそのな顔を見てると…。
この後に及んでもドギマギしてしまう。
僕のこの性…まったく自分でも困ったものだ。


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