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華麗なる奴隷秘密倶楽部
【その他 官能小説】

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華麗なる奴隷秘密倶楽部 第3章-1

(3)

私のお話はこれ位に致しますが、
いよいよ、
当秘密倶楽部では、様々なお客様が集まっていました。

今までにも、ご紹介致しましたが、
この倶楽部の目的は日頃から愛玩し、
調教しているM奴隷を、皆様の前でステージの上でご披露し調教した後に、
参加者の希望者に全てを委ねることです。

それは、基本的には肉体に大きく形に残る傷や、
出血を伴う行為は禁止されます、
そして、当然、生死に関わる行為や調教は禁止されますが、
それ以外のことは概ね許されています、
実際にはS様によってその解釈は様々でした。

どのような調教でも、いたぶり方でも許されます。
破廉恥極まりないことをされても、
激しい調教に可愛い奴隷が耐えられないと判断したとき、
S様がたまりかねて、
イエローカードを出さない限り許されるのです。

しかしその奴隷にとっても、その飼い主様にとってそれに耐えてこそ
賞賛と、栄誉を勝ち取る訳です。
そのシーンは今までにはあまり見られませんでしたが、
極限まで耐えた奴隷が不覚にも意識を失ったことは何度もありました。
それこそまさにSMの境地を極めるということに尽きます。

勿論、調教中でのセックスも可能になります。
その為のM女性に於いては、生本番も求められれば
応ずるのが当たり前で、避妊は女性自身の負担となりますが、
殆どの女性はピル等を使用しているようです。

更に言えばM奴隷男性の場合には、
他のSの女性が求めれば、彼女の足元に跪き足を舐めたり、
彼女の陰部を舐めたりということも可能ですが、
そういう些細なことでは皆様あまり関心が無く、
もっと刺激的で、興奮するような行為を好まれるようです。

逆に言えば、
それだけの試練に耐えることが出来た奴隷を持ってこそ、
その所有者たるS様の誉れになるのですから。

S様の、その喜びこそ、
その方に従うM奴隷としても最高の喜びになるのです。
S様にしてもその覚悟がない限り、
M奴隷を連れて参加することが出来ないのです。

当然、その覚悟がM奴隷になければならないのですが、
しかし、S様の命令に全て従うのがM奴隷ですので、
仮にどなたの調教を受けても、それを幸せとして受け止めてこそ、
M奴隷としての存在価値があるのです。

しかし、他の方のM奴隷を調教するS様は、
大体はM奴隷を所有するS様の顔を立てて、
そのような手荒なことをする方は少ないですが、
所有するS様が了承した場合には、その限りではありません。

中には手荒なS様がいて、持ち主に遠慮会釈もなく平然のこととして
M奴隷を調教する様は、まるで芸術を見ているようで手際よく、
そのショータイムは、皆様から万雷の拍手を受けていました。

勿論、いざという場合を想定して、手当が出来る女性がおりますが、
その彼女自身も実はM奴隷の一人で、看護師なのです、
それを皮肉と言えるかもしれません。

ですから、その時になってみなければ分からないという
スリリングで、危うさがあるからこそ、
この別荘での秘密倶楽部が、(SM調教)という、
ある種の残酷さが、最高のエンターテイメントとなるのです。
その場で行われる様々な調教こそ、皆様楽しみにしておられ
今日のその日の為に(愛する奴隷)を手なずけてきたとも言えます。



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