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華麗なる奴隷秘密倶楽部
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華麗なる奴隷秘密倶楽部 第3章-2

さて、お話しが長くなりましたが、
車の中で、皆様は仮面といわれるマスクを着用され、
続々と華麗な服装で来られます。

男性は、基本的には礼服やタキシードを、女性はドレスです。
その女性のM奴隷は、ドレスの下に、
すでに奴隷としての準備をしている方もおりました。

それはS様が彼女のドレスを脱がせると、
直ぐに調教が可能になるからなのです。

更に、一つだけ、一般のパーティーと違うのは
M奴隷の首には奴隷用の首輪を付けて頂くことでした。
その首輪に付いているリングにはリードが装着され
S様の手に握られています。

それが、この別荘に入るルールになっておりました。

首輪は、このパーティーでのM奴隷の「証」になり、
その証を見ることで、
S様は、その中に好みの相手を見つけることが出来ます。
気の早いS様は、M奴隷に手や足に錠をされ、
すでに、完璧な奴隷状態のM奴隷を従える方もおります。

特に、男性のS様達の好奇心に晒されるのが、
やはり若くプチプチとした女性や、
色っぽく熟した女性がターゲットになるようです。

時には、ハンサムなM男性に色目を使うS女性もおりました。
そういう好みのM奴隷を見つけると、
彼らの調教の後のプレイタイムで、
お好みのM奴隷を、調教出来るからなのです。
そのM奴隷の人気が高い場合には(抽選)となります。

首輪にも趣向を凝らしたり、またシンプルな首輪の方もいました。
そこにリードを付けられ、そのリードに引かれながら
別荘に次々とお客様が来られます。

顔にマスクを付け、首に首輪をしている姿は、
他の方が見れば異様に見えるかもしれません。
私はそれを見ただけでも、心が躍るのです。
ここでS様は、M奴隷を連れての同伴になります。
S様の所有物として、首輪のリードはしっかり握られております。

S様が他のM奴隷を物色するのに遠慮はありません。
一緒にいるM奴隷は、S様から見れば、
その別荘では、全てのS様の(共通の奴隷)なのですから。

M奴隷は、特別にS様のお許しがなければ、
誰とも、自ら発言することを許されてはおりません。
分かり易く言いますと、犬の品評会みたいなもので、
自分の持ち物(いわゆるM奴隷)を褒められれば
S様としては嬉しく、
晒し舞台で、その愛奴をいたぶってくれることこそが光栄なのです。

ですから、
S様としては、自分の持ち物以上のM奴隷を見つけると、
触手を出したくなると言うのも、頷けるのでございます。


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