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ひかり
【兄妹相姦 官能小説】

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EP.FINAL お兄ちゃんと超ラブラブ-2

夏休みに入る直前、襲いくる変態から逃げる為に部室に立てこもった。
自分の不注意で出られなくなり、暑さのせいで気絶し、気が付いたらあの変態に襲われていたので、たまらず殴っていた。
あの事件から丁度1ヶ月が過ぎた現在、何故かお兄ちゃんと呼んでいる。

平然とストーキングのみならず、果ては近親相姦までやらかす兄の一体どこがいいのだろうか?

あれからすぐ、今度は不良達に襲われた(これも自分の不注意)が、兄が助けに来てくれた。
それくらいでは普通はイメージが回復しないが、普段の行動のせいで印象良く見えたのかもしれない。

(・・・悔しいけど、格好良かった。自分から手を出してないのに、ただ立ってただけで・・・見ててどきどきしちゃった)

しかし後日変な服をたくさん着させられて、最後は裸にエプロンだけの格好にさせられ辱めを受けた。
振り返れば振り返るほど典明の行動は訳が分からなくなってくる。

(でも・・・それは私もそうかもしれない。だってその後・・・お兄ちゃんに・・・)

後日、滅多に病気をしない典明が倒れ、苦しみ悶える姿を前にして、ひかりは自らの性器を差し出したのだ。
汗をかかせる為とはいえ、なぜ大胆な行動に踏み切ってしまったのか今では信じられない。

(やっぱり、好き・・・なんだな。お兄ちゃんの事・・・)

その時に自分の気持ちを受け入れたのだ。
何をしても、どんな事をしても助けたい大事な相手だと・・・

だから昨日、絵を描かせてほしいと兄にお願いしたのだ。
変な言い方になってこじれてしまったが、あの典明なら普通にお願いしても結局最後は丸出しになっていたに違いない。

(好きか嫌いかぐらぐらしてたけど、今は好きに傾いてるってとこかな)

普通の異性にここまでされたら確実に嫌いになるだろう。
しかし、どちらか割り切れない感情を抱いてしまうのは、血の繋がり故かもしれない。

(ずっと一緒に暮らしてきたもんね。変な所も含めてそういう人だって、諦めてるのかも)

典明の場合は変な所どころかほぼそれのみで構成されている。
正常な部分は意外と多いけれど、割合で見たら目もあてられない。

(早く帰ってこないかな・・・)


少し前まで不安でいっぱいだったひかりの心に、今はただ典明を待つ寂しさがじわじわと広がっていく−



午後6時、典明が帰宅した。
帰るや否や鼻を利かせてひかりの場所を探り当てる。
そして全裸になり、テンションを上げる為に脱いだシャツをタオルみたいに振り回しながら、階段を駆け上がった。


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