エロチックな告白(その5)-5
「あん、凄いです・・太いです・・」
そういう彼女の眼は潤み、泣きそうな顔をしていました。
(なぜ、恵美子さんはそんなとき泣きそうな顔なのでしょうって?)
女性はね、感じてくると喜びの顔でなく、実際は泣いたような、
歪んだような、はっきり言うと美しくない表情を見せるものです。
感極まっていく時などは、決して美しくなく、苦痛のような表情なのです。
(自分は分からないので、そんな顔をしているのですかって?)
そうです、大体の女性はそうですよ、映画などで見る美しく
夢を見ているような顔なんかしません、あれは演技ですからね。
だから、普通は(こんな美人が?)と思う人でも皆同じです。
眼を引きつらせ、苦しそうでいるときの表情・・・
このときこそ、女性が最高に感じている時なのですよ、桃子さん。
参考になりましたか?
さて、話を続けましょうか。
私達は部屋に流れている甘いメロディーに合わせ、
ディープ・キスをしながらチークダンスをしました。
しばらく私達は揺れ合っていました、密着しながら。
彼女の大きな乳房が私の胸を押しつけます。
私は左手を彼女に回して、背中や尻を撫でながら
右手であの大きな乳房を包みました。
凄く柔らかい、マシュマロのような肌触りなのです。
(あぁ)と言いながら彼女はうっとりとしていました。
メロディーは甘く切ないテナーサックスで、
ハーレム・ノクターンが流れていましたっけ。
たしかそれはサム・テーラーだった気がしましたが。
(素敵っ・・て、そうですか、桃子さんもこういうのが好きなのですね、
私の経験から言っても、女性はこういう場面が好きなようですね)
彼女の股に挟んだ私のペニスは挟んだだけで、入れていないのに、
彼女の密液で濡れてヌルヌルとしているのが分かるのです。
彼女は私に抱かれながら甘い声で言うのです。
「はぁ、もう我慢できないわ、お願い・・」
私はとぼけて言いました。
「お願いって、なんだろう?」
「意地悪っ、いやん・・恥ずかしいそれを言わせるなんて」
それからは桃子さんが想像して下さい。
激しいセックスが展開したのは確かです。
それから彼女は次長とのつきあいを止めて私の女になったのですよ。
あの日、彼女と次長が私に見られたことを後で、彼に言ったようです。
「これ以上、私にちょっかいを出すと、あの柳原さんが会社に密告するそうです、
それでも良いのですか」
とね、私が教えたとおりに言ったようです。
それで解決です。
そうそう、由美ちゃんの話がまだ途中でしたね、続けましょう。