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チョコレート・デイズ‐りくとリナ
【学園物 官能小説】

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チョコレート・デイズ‐りくとリナ‐ 6-2

「そっかぁ…大体の話は判ったよ」
りくはリナの母親から学校から帰ってきたリナの昨日の様子を聞いていた。
「おばさん…ちょっとリナの部屋見てもいいですか?」
「もちろん」
三人はリナの部屋と移動した。

ディズニ○系の小物が多い妙に女の子らしいリナの部屋。
りくもバニラも割と何度もリナの部屋には入っていた。
「バニラ…何でもいい手がかり探せ…リナの奴…拉致られてるかもしれない!」
りくの目はかなり真剣だった。
もちろんバニラも…リナの母親も真剣にリナの痕跡を探している。
そして…。
「りくさんコレ!?」
バニラが机に乗っていたメモ用紙を鉛筆で薄く擦り…下の紙に残った筆跡を浮かび上がらせていた。
「でかした!バニラ!」
りくがその紙をひったくる。
何とかマンション607…何とかの部分がよく見えない。
「くそ!」
リナは此処にいる可能性が高いが肝心のマンションの名前が判らない。
その時だった。
「キャリマァ〜♪キャリマァ〜♪」
りくの携帯が鳴った。
ヨワ雄からだ。
「なんだ?」
イラついた目で電話に出るりく。
「ホントか!?」
その目がキラキラと輝き出す。
「わかった…よくやった」
携帯を耳にニンマリと微笑むりく。
「りくさん?」
「りく…?」
バニラとリナの母親が食い付く様にりくの顔を見つめる。
「昨日の夜…リナがどっかのマンションに入るのを見かけた奴がいるって!」
りくは嬉しそうに電話の内容を二人に告げた。
「そっか…場所は判ったな…」
りくの話を聞いたリナの母親が静かに言った。
「どうしやすか?警察に連絡しやすか?」
バニラが身を乗り出した。
「マッポなんて…頼ったら…あんたらやリナも痛くもない腹を探られんじゃないの?」
リナの母親は意外な程、冷静だった。
「じゃあ…どうすんでやすか?」
バニラの方が明らかに動揺しまくっている。
「リナは私の娘だ…私が助け出す。手を貸してくれるな?りく…バニラ…」
リナの母親の力強い言葉であった。
その言葉にりくが力強く頷いた。
そしてバニラも何度も何度も頷いていた。

さっきの屈辱的な出来事の後もリナはいかされ続けていた。
「も…もぅ…許して…よ」
息も絶え絶えのリナ。
変態男の前に陥落寸前であった。
まだ泣いてはいないものの…涙は今にも溢れそうだった。
「リナちゃん…僕の彼女になったら…許してあげるよ…」
変態男がリナの顔を覗き込む。
リナは残された気力を振り絞って変態男を睨みつける。
「そんな顔したら…コレだよ…」
変態男が気持ち悪い笑みを浮かべながら浣腸器に手を伸ばす。
リナの顔がいっそう歪み唇がフルフルと震えてくる。
その時だった。
ピンポ〜ン♪
変態男の部屋のインターホンが鳴った。
「ちっ!…ちょっと待っててね、リナちゃん」
変態男は舌打ちをしながら玄関の方に向かって行った。


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