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Island Fiction
【SM 官能小説】

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Island Fiction第3話-3

女には男性フェロモンを嗅ぎ分ける能力があるという。
近親相姦を避けるため、自分と最も遠いDNAを持ったフェロモンをいい匂いだと感じるのだそうだ。
思春期の娘が父親を嫌うようになるのはそのためなのだ。

それと、常に危険と隣り合わせの環境にいる男はおしなべていい匂いがするという。
強い男に惹かれるのは本能なのだ。

その点に関して森脇は無臭だった。
わたしにとって、全くの無害だった。

乳首に舌を滑らせた。

男は一瞬息を詰まらせた後、ハァ―と、甘美な息を吐いた。

いつの間にか、アイドル歌手のスペルマは噴射寸前だった。

「ダメェェ、アザレアばっかりずるぅいぃぃ」

クルミがペニスを奪った。
すぐさま、かりくびを唇で締め付けた。
裏筋へ舌を持って行くと、ペニスがピクッと反応する。

森脇を貪りながら、わたしの目の前で楽しそうにお尻を振った。

クルミの体は肉付きがいい。
弾力があって、フワフワしていて、さわり心地がいい。
デブとまではいかないけれども、肥満気味の猫のように可愛らしかった。

そして、大きく隆起したアソコの肉壁はオッパイと同じくらい柔らかい。

指の腹でつつくと、不細工にゆがんでワレ目の中身を露わにした。

眉毛の濃さは下の毛の濃さと比例する。
これはわたしの持論だ。
もちろん統計の対象は極端に少ないわけだから、間違っているかもしれない。

でもクルミの細く柔らかい眉毛の質と、立ち上る煙のようなアンダーヘアーはやはり相関関係にあるとしか思えない。

考えてみれば、秘書のローズの眉は金色だ。
わたしの説が正しければ、ローズの下の毛は金色のはずである。
いつか証明してやろうとわたしは心に誓った。

わたしはクルミのアソコを閉じたり開いたり、つまんだりしていじわるをしてやった。
彼女は人を嗜虐的にする賦性の才みたいなものを持っているのだ。

「いやぁぁぁん! いじめないでぇ」

クルミは嫌がってはいるものの、ひくつくヴァギナはいじめの定義を曖昧にしていた。

クルミはペニスの先端を猫が水を飲むようにペロペロと舌で刺激しながら、手で激しくしごいた。
快感の高まりと比例して手のピストンがスピードを増す。

男が腰を浮かせ、呻いた。

「ああっ、で、出るっ!」

いきなり熱いたぎりが口の中へ放たれた。

クルミは痙攣が治まるまで受け止め、ゴクリと音を鳴らして飲み込んだ。
そして舌なめずりするように口元を舐めた。

男は観念したのか、快感に負けたのか、脱力してすっかり大人しくなってしまった。

わたしとアザレアは争うようにクルミの顔についたザーメンを求めた。

三人で舌を突き出し合い、絡め合った。

森脇のモノは一度イッたくらいでは満足していなかった。
衰えるどころか、強度を増している感すらある。


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