投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲
【SF 官能小説】

淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲の最初へ 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲 11 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲 13 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲の最後へ

淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲3-2

夕陽の照らす研究室の庭に迷彩色のゼニ○Xがエアーを出しながら立っていた。
アサルトタイプ様の装備をしている。
ちょっとヤバいかなぁ。
まあモビルスーツとか造られなくて良かったと言えば良かったが。
白や赤のモビルスーツ造られたら動きについてく自信がないからな。
それを考えるとまぁいい。
私は名乗りを上げる為に研究室の屋根に登って行った。
見えないからいいけど…もし見えてたら…下から見たら相当ヤバいな。
では…いくぞ!
「ひとぉつ…人より淫乱だけど!」
「な…なんだ?」
「ふたつ…普段はおしとやか!」
「く…久美ちゃんか!?」
「みっつ…未来の旦那様…そんな私を抱きしめて!」
「ど…どこだ!?」
「淫媚汁レディ…見参!!」
くぅぅぅ…決まったぁ!
…でも見えないんですけどねぇ…みたいなぁ!

「ず…ずるいぞぉ!」
カンちゃんのゼ○スXがウィン…ウィン…言いながら上半身を動かしてる。
「バイ♪バイ♪ありがとう♪さっよおなら〜♪っだ!」
私は『ず○い女』を口ずさみながらゼニスXに飛び蹴りを食らわせた。
食らわせたけど…。
私は透明になっているだけで戦闘力はアップしてる訳ではなかった。
ドサッ!!
「…ててぇ!」
私は敢え無く地面に落下して、しこたまおケツを打った。
元来の戦闘力…カンちゃん程度ならどうにかなるが…。
やっぱ相手がヴァンツァーとなると強敵だ。
「ちくしょう!どこだよぉ!」
ゼ○スXがライトアームのラプターを構えてるぞ!
ヤバい!!
私の落ちた辺りにバラバラと撃ち込まれるラプターの銃弾。
逃げ回って避ける私。
あぶえな!あったったら怪我すんじゃねぇか!
「カンちゃん!結婚しよ!」
私はヤケクソで叫んだ。
「えっ!?」
やった!ラプターの銃撃が止まったぞ!
「カンちゃん…逢いたかったんだよ!」
私は語尾にハートマークが付くくらいの勢いで言ってやった。
「ほ…ほんと?」
バカな野郎だ…キャバクラ行ったらカモ確定だな。
「本当だよ…逢いたかったぁ♪逢いたかったぁ♪逢いたかったぁ♪イェス!!」
私は見えないけど特別サービスで振り付けも付けてやった。
「君に〜♪」
バカが…カンちゃんもノリノリでコックピット開けてポーズ取ってる。
くくくく…。
私はニタッと笑うとゼニ○Xによじ登る。
そして指差しポーズを取ってるカンちゃんの腕を掴んだ。
そして力を込めて…。
「うわぁぁぁぁぁ!」
カンちゃんが悲鳴を上げてコックピットから転げ落ちていった。
「いてぇぇぇ…だ…騙したなぁ…」
頭をしこたま打って涙目になったカンちゃんが恨めしそうに見上げている。
「やぁねぇ〜ここでの夢はマボロシよん」
私は透明の瞳でパチリとウインクしてやった。
そしてヴァンツァーのコックピットに乗り込むと操縦できっかな。
まぁ…いいや反撃開始だぁ!
ポッチっとなぁ!
私はケタケタ笑いながら適当にボタンを押してレバーは引いた。
なになに!?スキル発生!?
凄い量の銃弾を撃ちまくってるぞ!
逃げ惑うカンちゃん。
「うあぁぁぁ!久美ちゃんのバカぁぁぁ!」
カンちゃん…飛んで帰って行った。
あれ…絶対泣いてな。
バカめ…私に敵うはずがないだろう。
私はニンマリとしながら帰還の途についた。
そんな距離じゃないけどねぇ。


淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲の最初へ 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲 11 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲 13 淫媚汁レディEP2カンちゃんの逆襲の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前