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襖の向こう
【父娘相姦 官能小説】

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娘の告白-5

「あれ、ちょっとおっきくなってない?」

小夜は気付かなかったが怜には変化したのが分かるらしい。
自分に分からない事が妹は分かるのが、悔しかった。例えそれが性器に関する事であっても。

「・・・否定はしない」

鼻を掻く銀太郎が照れ臭そうなのが、小夜の胸を締め付ける。
自分には見せてくれない顔だと思うと、遣り切れなかった。

「私と、したいんだね」
「否定は、しない」

怜は銀太郎の股間に顔を埋めて、肉棒の根本をちろりと舐める。

そこで初めて小夜の顔を見た。

「なっ、何よ?!」
「お姉ちゃんはしないの?」
「す、する訳無いでしょ!そんな、の!」
「・・・そう」

素っ気なく怜は答えたが、寂しげだった。それを見て小夜は胸が痛む。

「れ、怜、そこは・・・うあ」

肉棒を咥えて口の中で転がしている怜の横顔が曇っている気がした。
子供の様に嬉しそうな様子ではなく、物憂げな目をしている。


(駄目?思い切っちゃえば意外といけるよ)


つい先程、風呂の中で笑っていた怜が、あんなに哀しそうな顔をしている。
怜の真意は分からなかったが、自分か協力してくれると信じていたのではないだろうか。

「小夜・・・お前は見ててくれればいいんだ」
「お父さんっ、でも」
「いいんだよ。怜の気持ちは嬉しいし、小夜を抱けたからお父さんは満足だ」

小夜の中で、沸々と想いが湧いてくる。


(お父さんの・・・力に、なりたい・・・)


ここに来る前に、鏡に写る自分の顔を見た時と同じ感覚だった。
やり方がどうあれ、それが父親の助けになるのなら−

「お、お姉ちゃん」

怜の隣にしゃがみ、銀太郎の肉棒を見つめる小夜。
恐る恐る唇を近付けて先端に触れると、肉棒がビクッと動いた。

「小夜、やめろ。お前までこんな事を・・・」

銀太郎が止めようとするのも聞かず、小夜は竿の部分を舌先で撫でていく。
小夜は自らの愛撫により膨らんでいく肉棒を見つめ、目を細めていた。
早くも鈴口から滲み出ている液体を、嬉しそうに見つめている。


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