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襖の向こう
【父娘相姦 官能小説】

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小夜の憂鬱-9

「れ、怜・・・」
「入れてほしい?駄目、デブって言ったからしてあげない」

怜は明らかな肥満体型ではなく、人に比べたら全体的にやや太めぐらいだった。
それでも頬が痩けている小夜に比べれば重いだろう。

「ひっあぁっ!!」

してあげないと言った矢先、いきなり怜の指が小夜の膣内に入り込んできた。

「油断してたでしょ、残念でした」
「駄目・・・駄目、駄目っ、怜やめてぇぇ!!」
「やめてほしい?駄目、したいからやめてあげない」

愛撫で興奮していた小夜は激しい責めに堪えられず、膣内は怜の指を抵抗なく受け入れた。
怜に完全にオモチャの様にされているのに、今はそれへの憤りより、快楽を満たしたいという欲求が勝っていた。

「あっあっあぁっ、あ・・・んぁああ・・・!!」

程なくして小夜の腰が跳ね、数回強く痙攣して、マットに沈んでいく。

「嫌がってたのにちゃんといけたね。本当は好きなんでしょ」
「・・・見ないで、顔・・・やだ・・・っ」

それ程強い快感では無かったが、強さに関係なく妹に絶頂を見られたのは堪らなかった。
ずっと怜の絶頂を見てばかりだったけれど、ついにそれを見られてしまうとは・・・

気まずくて口もきけない小夜をよそに、怜は頭を洗い終わりさっさと出てしまった。

「じゃ、先上がるね。さっきの話、考えといて」
「な、何のこと・・・」
「忘れたの、お父さんのこと。きっとお姉ちゃんを待ってると思うよ」


一人残された浴場で、小夜は熱の残る自分のそこに触れた。

「・・・あ・・・っ」

さっき入り込んできたのは妹の指だけど、その方法を教えたのは父親−
そう考えると、何故か胸の奥が締め付けられて苦しくなる。

「やだ、いやだぁ・・・」

自分には恋人がいる。
もう、体の関係をもってしまったのに、どうして父親の事が頭から離れないのだろう。


(お父さんが、私に、助けを・・・求めてる・・・)


小夜は、速くなっていく自身の指を止められそうに無かった。


〜〜続く〜〜


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