留守番の夜-12
ソファの横に投げ出してあったカバンから、貴哉はゴムを取り出し、装着した。
それでも、自分の秘部に驚く程の熱さと圧迫感を感じ、亜紀子は思わず身を固くする。
そんな妹を見て、モノを当てたまま、貴哉は顔を上げさせ瞳を合わせる。
その目の中に信頼を読み取った貴哉は、暖かなくちづけをした。
少しずつ唇をはみ、唾液を与えて口を開かせ、歯を舐めて舌をからませる。
甘ぁいくちづけに酔いだした亜紀子のカラダは、だんだんととろけてきた。
ゆっくりと、腰を押し進める。
ず、ぷ…ぐぐっ…
またカラダが固くなり、思わず亜紀子はくちびるを離してしまった。
「はっ、う…!」
貴哉は、すかさず背に腕をまわし、手で顔を包み込む。
…まるで、妹を守っているかのように。
また甘いキスを与え、指で柔らかな丸い体をなぞる。
「ふぅ…ぅん…んぅ…」
ゆっくりと、ねじ込むように開いていきながら、ナカへ進んでいく。
「う゛うっ…んむっ…!」
一番キツイ場所に来た。
更に、キスを深くする。
「んん゛ーっ!?」
深いキスでもうろうとし始めていた亜紀子のカラダに、突然びくんと衝撃が走った。
兄の長い指が、いつの間にかクリ×リスまで到達していたのだ。
そのままクリクリと動かし、にゅるりとした液体を塗りたくる。
ナカの痛みが、痺れに似た快感に負け、深いキスの間から、声が漏れ始める。
「んぅ〜…ふむぅ…んふぅ、んむぅ…はぅん…」
その瞬間だった。