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腹違いの妹・明美
【兄妹相姦 官能小説】

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腹違いの妹・明美-4

さすがに少し酔ったのか、明美の頬がほんのりと赤く、眼も潤んできている。
…時折、妹の話している唇や、息をするたびに大きく上下する胸元をじっと見つめている自分に気づく。もう。明美に対する欲望が抑えきれなくなりつつあるのだ。
「…明美、ところでお前には好きな相手はいないのか?」
(あぁ、デジャブだ)
言ってしまったとたん、真知子との最初の夜と同じ会話をしようとしている自分に気づいた。
そして、明美からも期待通りの答えが返ってきた。
…同じだ。僕が妹である明美が好きなように、明美も兄である僕が好きなのだ。
僕ははっきりと悟った。自分は生涯ふたりの女性を愛していく。そのふたりともが血の繋がった妹である。世間的にはタブー(禁忌)かも知れないが、僕はその運命を背負う覚悟がある。

兄さんはいくら飲んでも酔った風情はないが、私はさすがに酔っ払ってきたみたい。
私を見つめる兄さんの眼。…なんだろう、少し怖いけど嬉しい。
(そろそろ今日帰らない理由を兄さんから電話してもらわなければ…)
そう思っているところに、兄さんが、いきなり好きな人はいないのか…と訊いてきた。
(もちろんいるわ。兄さんよ)
素直に思ったままのことを、口に出した。
「大好きな人はいるわ。いま、その人は目の前にいる。…私、兄さんが好き!」
…血を分けた妹からいきなり告白されたのに、兄さんにはあまり動じた様子がない。
やっぱり、私の気持ちを分かってくれていたのだ。
…それなら、大丈夫。今夜はきっと兄さんと一緒に過ごせる。



僕と明美はホテルの中にいた。
居酒屋を出るとき、もうすでに妹はかなり足取りが怪しくなっていた。
そして、部屋に入ると安心したのか、着衣のままダブルベッドに倒れこんでしまった。
今は、仰向けのまま、あどけない顔をしてスヤスヤと寝入っている。
僕はおもむろに妹の胸元をはだけた。

兄さんに、今日は兄さんの実家に泊るということにして…と頼んだ。
承知した兄さんが家に電話をしに席を立った頃から、急に酔いが回ってきた。
居酒屋を出るときはもうふらふらだった。兄さんに抱えられるようにしながら歩く。
(…あぁ、ホテルに入るんだ)
そう思った後は記憶が途切れた。



はち切れそうに膨らんだ乳房がこぼれ出る。思わずごくりと唾を飲み込んだ。
乳輪は色浅く、乳首は小指の先ほどに小さい
両手でそっと触り、撫で回す。下から揉み上げると乳首が少し盛りあがってきた。
「…あ…」明美が小さく喘ぐ。

誰かが私の乳房を揉んでいる。
(あぁ…気持ちいい)(なぜ気持ちがいいの?)
そばにいるのは誰?…兄さん?
頭の奥で、目を覚まさなければ…という自分の声が聞えたが、また何もわからなくなった。


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