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腹違いの妹・明美
【兄妹相姦 官能小説】

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腹違いの妹・明美-3

スーツ姿の明美を見るのは初めてだった。
高校3年生だが、見た目は完全に大人の女性である。
「やぁ、…どうだった、面接は?」
まだあまり焦っていないのか、面接結果はさほど気にしていない様子だった。
…明美は僕のこの後の予定を聞いてきた。
あるわけがない。こんな機会はめったにないのだ。他の予定はすべてキャンセルしてきた。
「いや、何もないよ。せっかく明美と会えたんだからね。優先順位は明美が一番だよ。…でも、どうする?…明美は何がしたいの?」
僕のしたいことは決まっている。明美と男女の仲になることだ。
…もちろん、いきなりそんなことは切り出せない。だが、なぜかそうなりそうな予感がする。真知子との最初の夜のことが思い出されてきた。あの時は、まさかと思ったことが実現したのだ。
明美は酒を飲みに行きたいと言ってきた。
「未成年のくせに…」と言いかけたがやめた。
リクルートスーツに身を固めた明美は、高校生には見えない。それに、自分の目的のためには、お酒を飲むことは、都合が良い方に働くだろう。
「分かった。…まぁ、来年から社会人になるわけだし、…これも社会勉強かな」

会社帰りの兄さん。…ネクタイを締めて、当り前だが立派な社会人だ。
格好いい。胸がキュンとなる。
喫茶店に入ってくるなり、面接の結果を聞かれたが、実際には受けていないのだから、まあまあかな…としか答えようがない。
「それより、兄さん、これから用事かなんかある?…あったらしょうがないけど、なければ、たまには私とつきあって欲しいな」
兄さんはあっさりOKした。
(やった!)そのつもりでここに来てくれたのだ。
何がしたいか…と聞かれ、驚いたことに、頭の中に浮かんだのは、もろにセックスの場面だった。
(あぁ、やっぱり兄さんが好き!…兄さんに私の最初の男になってもらいたい。…神様、今日がその日になりますように)
「私、お酒飲みたい!」
思わず、そう言っていた。
「制服じゃないし、この格好なら大丈夫でしょ。居酒屋ってどんなところ?…私、一度入ってみたい」
兄さんは、だめだという素振りを一瞬見せたが、思い返して決心したようだ。
飲みに連れて行ってくれると言う。…嬉しい!



居酒屋に入ったときはまだ外は明るかった。
だが、もう暗くなってからだいぶ経つ。もう2時間ほどは飲んでいるのだろう。僕も酒には強い方だが、明美もかなり強そうだ。
初めて飲むというのに、もう生ビールの中ジョッキを2杯空け、酎ハイの3杯目をお代わりしたところだ。
…凄く可愛い。

お酒を飲むのは初めてだが、おいしかった。
ビールは最初苦かった。でも、兄さんに飲み方を教えてもらうと「喉越し」の旨さも分かるようになった。酎ハイは飲み易い。…いくらでも飲めそう。
でも、お店に入ってからどれくらい経つのだろう。
兄さんと飲むのは楽しく、安心だった。そして、ふたりきりでいる空間が心地よかった。



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