第1章-10
「どうしたんだ? カエデに泣かれたら、お父さんまで悲しくなるじゃないか」
お父さんが私の縄をほどいてくれました。
「いったいどうしたんだ? 話してくれなきゃ分からないじゃないか」
と、へたり込んだ私に言います。
「いきなりで、刺激が強すぎたかしらね」
お母さんが後ろから抱きしめてくれます。
「ごめんな。カエデ」
「違うの……」
私は捨てられたんじゃない。
二人の優しさが嬉しくて、別の涙があふれてしまいました。
お父さんが私のおでこにキスをしてくれました。
お母さんの愛液で濡れて黒光りするペニスが鼻先にまで近づきます。
ムアッとした熱気と匂いを感じました。
これがオ○ンチン……。
私は萎む気配のない肉棒に釘付けになりました。
こんなものが私のアソコに入ったら……。
イキ狂うお母さんを思い出し、たまらない気持ちになります。
私はマッチョな男性に心ときめかせる女の子のようになっていました。
そそり立つそれは見れば見るほど男らしく、居ても立ってもいられず、気がついたら私はペニスにキスをしていました。
それからはもう止まりません。
盛りのついたメスのようにチ○ポを貪ります。
生まれて初めてのフェラチオは衝撃でした。
男の人のモノがこんなに熱いだなんて思ってもみませんでした。
「オイ、オイ、いきなりなんだ?」
さすがにお父さんは驚いたようでした。
「はしたないわよ」
と、お母さんは私を引き離します。
「欲しいの。これが欲しいの」
私はお母さんを振り切り、ペニスに食らいつきました。
お母さんの見様見真似でペロペロとなめました。
ペニスはたまにツボに入るのか、ピクッと脈を打ちます。
「そうか。何だかんだ言っても、カエデはまだ子供だな」
「もう。甘えん坊なんだから」
ハッハハハハと、二人は家族団らんの一幕のように笑い合いました。
常識的に考えたら異常なのでしょう。
でも、私にはそんなことはどうでもいいんです。