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私の柔らかい部分に…
【OL/お姉さん 官能小説】

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私の柔らかい部分に…-7

… … … …

あまり飲んでないのにいつまでも酔いが覚めなかった。
駅を出てから携帯の時計を見たら9時を少し過ぎたところだった。

帰ってまたオナニーでもしてやろうかと思うけど、この時間なら間違いなく姉は起きている。

妙な疲労感と腹立たしさに素直に姉のいる部屋に帰れなくて私はバスターミナルの噴水に座り込んだ。

「ねぇ、このあたりにどっか落ち着いて飲むことないかな?」


振り返ればまた漫才コンビみたいな二人組み。
関西弁のアクセントがそんなイメージを与えたのかも知れない。

「さぁ…聞いた事もないけど。」

せめてちょっと気の利いたナンパだったら救われるものを、上方の漫才コンビだなんて私…最悪。


「ほらな…何もあれへんよ。
部屋で飲むしかあれへんて…」

「がっかりやなぁ…
えらいとこに来てしもうたもんや。」


二人は肩を落として立ち去り際に…

「姉さんもどう?
俺らかわいそうな紳士なんや」


冗談めかして笑ってみせた。
それがなぜかまた腹が立ってしまって…

「いいわよ…ちょっとだけなら…」

「えぇっ!!」


片方のちくわっぽい顔が驚嘆の声を上げて、慌てて自らの口を両手で塞いだ。

何だか面倒くさくてどうでもいいや…
受けて立ってやろうじゃないの。


それにしてもちくわ顔だなんて…
私は自分が思った事にクスっと吹き出した。

それが二人の会話に笑ったものと気をよくして、漫才コンビは駅前のビジネスホテルに私を連れて帰った。


関西の人って普段でもそうなのだろうか?

途中の自販機で買い込んだ缶チューをホテルのロビーで飲みながらテンポのいい下ネタで盛り上がっていた。

関西の下ネタって何だか違う。
それはアクセントのせいなのか、私がこの人たちと行きずりのせいなのか…

それとも何だか下ネタにも控えめというか、センスがあるというか恥ずかしさがない。


えっちだけど卑猥さがないって感じだったので私は遠慮なく、大笑いしてしまった。

そうこうしてるうちに10時をとっくに過ぎてしまってロビーの灯りも落とされてしまった。


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