私の柔らかい部分に…-12
あ…やっぱり…
オシッコしたい。
「オシッコしたい…」
私はすっ裸で起き上がるとまたトイレに入った。
さっきは大いに期待して入念に拭いたけど、ペーパーのカスがアソコにこびりついてなかったか、今更心配になった。
戻ってくると二人ともまだ裸でいた。
男二人がすっ裸なんて…
私がいないと異様な雰囲気だ。
腰をぎくしゃくさせながら裸の女が戻ってくるとさっさと服を付けられていては私の立場もないんだけど。
「もうおしまい?」
何で?
私はなぜか心にもない言葉を投げかけてしまった。
「ちょっとまた体をほぐそうか?
しばらくしたらまだできると思うけど…」
男は私を狭いベッドの上に招いた。
また二人掛かり上下で愛撫してくれるというのだろうか?
言ってしまった以上、私も引っ込みがつかなくなってベッドに上がるとちくわの手を取り少し萎んだものをしゃぶってやった。
ここで存分にしゃぶっておかなければ今度いつごちそうになれるか分ったもんじゃない。
今夜は思う存分、淫乱な女でいたい…
そうでなきゃ、私の心の柔らかい部分はズタズタに壊れてしまいそうだった。
それが今、私の出した結論だったのだ。
そんな理屈なんか本当はどうでもいいんだけれど、生きて行くためにはそれなりに面倒な理屈がいるもんだ。
ちくわ顔の男をベッドの上に引き倒してしまい、握った丸い先っぽをチュパチュパとしゃぶり回してやる。
程よく勃起しているけど、時おり口の中にこびりつくような雫をぷちゅっと噴き出していた。
男の精液の切ない味を思い出した。
硬くなった茎がまた萎びてしまわないうちに私は男に跨って姉のあのゴムボールで遊ぶみたいにそれを自分の中心に深く鎮め込んだ。
見た目はそんなにでもないけれど、彼のはやはり結構ながくて子宮をぐっと押し上げるほどもあった。
それが気持ちよくなって何度も根元までぐいぐいと鎮め込む。
もうひとりの男が背中に回って上下に揺れる私の胸を揉みながら乳首を刺激される。
本当はもうぐてぐてだったけど、また気分になってきた。
後ろの男はゆっくりと私を下になった男の胸の上に押し倒した。
こっちの方が膣の角度に無理がないように思えるけれど、動き辛くて仕方ない。
何が始まるのかと思ったらぴしゃりと生暖かい感覚が背筋を走る。