「熟女と内気な高校生」-9
「や、やったぞ!僕はついにキスをしたぞ、それもディープキスだ!」
田中はわなわなと手を震わせながら、目をパチパチさせて言った。
「よかったですわねぇご主人様。SMプレイも出来たし、フェラチオやディープキスまで初体験出来たし。でもご主人様、まだ肝心なものを体験なさってませんわよ。」
淳子はそう言いながらバスタブの中で、田中の起ちっぱなしのペニスを指でピン、と弾いた。
風呂から出ると、淳子は田中の体を丁寧に拭き寝室へといざなった。
ベッドに入り、照明を消すと、田中は再びドキドキと胸が高鳴りだした。
「よろしいですか、ご主人様。女というものは、いきなり入れられても感じません。まずムードと前技が必要です。」
そう言うと、淳子は仰向けに寝る。田中はおずおずと覆いかぶさるように淳子と向きあった。
「そう、まずは胸を優しく揉んで下さい。両手でね、 ああっ、上手いわ… 乳首をね、そう、歯でコリッと… ああいい!」
田中は唇と舌で淳子の体を愛撫していった。淳子の体からはむせかえるように女の色香が漂う。田中の愛撫は確実に淳子のポイントを攻撃してくる。とても初めてとは思えない。
「ああっ、上手い、そう、そこよ、クリトリスをもっと… 噛んで…」
淳子の割れ目は開き切って、その奥の薄く何重にも包まれた肉片の中心部から、甘酸っぱい香りの蜜がとろとろと流れてくる。田中はそれを舌先で丁寧にすくいとる。小さな肉球を舌先でつつき、器用に自分の前歯に押し当てて擦り合わせる。
「いやぁぁ、そんな事したら入れる前にいっちゃう!」
田中は構わず更にクリトリスを刺激する。
「ねえ、縛って… もう一度きつく縛って…」
女の性欲を全て吐き出すかのように、なんとも妖しいうるんだ目で淳子は哀願する。
「うん、僕も縛られた淳子に入れてみたい。」
淳子はベッドの上で体を起こし、田中の方へ背を向けて自らせがむように手を背中で組んだ。田中はその手を縛り合わせ、前の方へ繩をまわし乳房を絞りだす。力を込めてぎりぎりと白い肌に繩をくい込ませると、淳子はより一層歓喜の声をあげた。
美しく繩で飾られた白い裸体を、田中は丹念に撫でまわし、そして舐めまわした。四つんばいの姿勢から尻を高々と突き出させ、両方の穴を舌で責めたてる。
「もうダメ!後ろから入れて!縛られて後ろからされるのが好きなの、早く入れて!」
散々あえぎ続けた淳子は、もう我慢出来ない、というように宙で尻を振り回し、挿入を乞う。
「僕はご主人様だよ、そんな口の聞き方じゃ入れてあげない。」
妙に冷静な口調で田中が言う。一人の女を征服した、という自信に満ちた顔をしている。
「お願いですご主人様、後ろから入れて下さい。もうこれ以上じらされると気が狂ってしまいます。」
半分泣きながらの哀願に、田中も頷いて淳子の尻に両手を添え、薄い肉片で作られたバラの花のような神秘の入り口に自分のモノを押し当て、ゆっくりと中へ分け入った。生まれて初めて味わう肉ひだのトンネルだ。
「熱い、熱いよ、チンチンがずるむけになりそうだ!」
田中はゆっくりと腰を動かし、トンネルの内壁を刺激する。
…自分の穴に男性が入ってくるのはもう何年振りだろうか…
(あなた?あなたなの?)
淳子の体内で律動を続ける肉棒は、まるでそのひだの奥の隅々まで知り尽くしているかのように淳子を高めていく。その角度、硬さ、カリの位置、今淳子の穴をこじ開けて入ってきているのは、間違いなく一生の愛を誓い合った死んだはずの夫だ。
(ああ嬉しい、来てくれたのね。)
快感の波動が押し寄せ、意識が薄れるほどの絶頂感に何度も何度も達し続ける。体内で暴れ回る分身から熱湯のような液体が大量に注入されるのを感じたが、それでも田中の激しい動きは止まらない。背中でまとめられた繩を掴み、まるで削岩機のように体をゆすり、淳子の首は大きく上下に揺さぶられ、体を締め付ける繩はより激しく肌に食い込んだ。