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「熟女と内気な高校生」
【SM 官能小説】

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「熟女と内気な高校生」-1

 未亡人である宮田淳子の朝は早い。今年高校に入学したばかりの息子に弁当を作るためだ。
 一人息子の健一は亡き夫に似てがっちりタイプのスポーツマンで、現在のところ中学の頃から始めたサッカーに夢中だ。ジャニーズ系のいい男なので女の子にももてるらしい。早朝練習があるため、6時には家を出る。そのため淳子は五時には起きて弁当を作らなくてはならない。近くの工場で働く淳子にとっては少しきついのだが、元気に成長続ける息子を思えば苦にもならなかった。
健一は多少やんちゃで、この歳で早くも女癖の悪さが気になるが、母親思いの優しい少年だ。昨夜も、淳子の37才の誕生日プレゼントにエプロンをくれた。安物ではあったが、淳子にとっては何より嬉しいプレゼントだった。
建築業を営んでいた夫の残してくれた立派な一戸建てのおかげで住むところには困らないし、貧乏ではあるが生活に困るほどではない。
優しかった夫が現場の事故で亡くなった時はしばらく涙に明け暮れたが、父親譲りの強い息子に支えられ、今は二人で幸福に暮らしている。
「母さん、弁当まだ?早く早く!」
健一にせかされ、淳子は手早く弁当箱をJリーグのキャラクターの絵の入った巾着袋に入れた。
「はいはい、お待たせ。行ってらっしゃい。」
健一は荒っぽく巾着袋をスポーツバックに放り込み、バタバタと家を出て行く。そんな息子の背中を頼もしそうに見送りながら、淳子はほっと息をついた。これから自分も食事をしてすぐに出勤しなくてはならない。
夕べの残り物で手早く朝食を済ませ、パジャマ代わりのスウェットを脱ぎ捨て、軽くシャワーを浴びる。鏡に映った自分の体を見て、フッとため息をついた。
「あ〜あ、歳とっちゃったなぁ。」若い頃は地方ミスコンで優勝したこともあり、体重など気にしたことがないほど、スリムで綺麗なプロポーションをしていたのだが、すっかり脂がのりきっている。
「でもまだまだすてたもんじゃないわよね。」
ちょっと気取ってポーズを作ってみると、乳房の形は崩れてないし、ウエストだって見た目にはほとんど変わってない。全体に付いた脂肪だって、かえって丸みがついて昔より色っぽくなったぐらいだ。
「よし、まだ大丈夫。」
淳子は気を取り直して大きくうなずき、時計を見て慌てて乱暴に体に付いた水滴を拭いた。
淳子は自転車で10分ほどのところにある家電製品を造る工場で働いている。ベルトコンベアで流れてくるテレビに小さな部品をくっつけるだけの単純作業で、九時から五時までの正社員扱いだ。
同じ職場には中年の男性ばかりで、恋愛の対象には成り得ないが、みんなに「淳子ちゃんはきれいだ」とちゃん付けで褒められ、毎日気分良く働いている。
しかしこのきれいな体を持て余したまま、歳をとっていくのも寂しい気がした。時には大人の色気を使って若い男を誘惑してみようかと思うこともあるが、淳子の中では、女としてよりも母親としての立場が強く、今は健一との二人の生活に充分満足していた。仕事を終え、夕食の買い物をして家に帰り、健一と二人で遅い夕食をとるのが淳子にとっては最高の幸せだった。


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