「熟女と内気な高校生」-6
「あ、あの、いつでも裸見せてくれるって言ったから…」
田中はしどろもどろで頭をかきながら言った。
「SMプレイまでするって言ってないわよ。」
淳子はもう一度ため息をついて頭をかかえた。画面の中では淳子がM字開脚で縛られ、なんとも悩ましい顔で悶えている。
『ああ、いい、もっともっと』 と、セリフが文字で表示されるのが笑えた。何かとんでもない事をしでかしてしまった、というように、田中はうろたえながらさかんに頭をかきむしっている。
昼を過ぎて太陽はますますギラギラと照り付け、こうしてじっとしているだけでも汗がだらだらと流れる。キラキラと光る淳子の肌を見てるうち、田中はますます困ったようにオロオロしだした。
「よし、わかったわ。丁度健一も当分帰ってこないし、相手になってあげるわよ。それであなたの気が済むんなら。とにかくリビングに降りましょう。暑くてたまんないわ。」
淳子はリビングのエアコンを効かせて、ソファーに田中を待たせ、自分の寝室の押し入れの奥から段ボール箱を引っ張り出してきた。中にはムチやろうそく、麻縄などが入っていた。セクシーなランジェリーもある。
夫が生きていた頃に二人で楽しむ時に使っていたもので、もう使う事もないと思っていたが、捨てるに捨てられず、思い出の品として取っておいたものだ。
台所で大きな鍋に湯を沸かし、ローションの粉を溶いて即席のローションを作る。自分の首に首輪をつけ、それに繋がる鎖を田中に持たせ、田中の前に正座をした。
「さあご主人様、何から始めましょうか?」
淳子の準備の手早さに、田中は唖然としている。
「私の体を自由にしていいのよ。」
「えっと、じゃあ… 服、脱いで下さい。」
田中は恐る恐るそう言った。随分丁寧な言葉使いのご主人様もいたもんだ。
淳子は言われた通りに立ち上がって、ノースリーブとショートパンツ、それにショーツを脱ぎ捨てた。
初めて見る女の裸だ。白くて綺麗な乳房、細いウェスト、スラリと伸びた脚、そして神秘的な黒い茂み。全て本物だ。ビデオや写真でらない、パソコンの中の作り物ではない、正真正銘の本物の大人の女の裸だ。
田中は興奮のあまり、今にも失神してしまいそうだった。
「さあ、次はどうする?」
淳子が尋ねても、田中は口をパクパクするだけで声にならない。
「一度出しちゃおうか、そしたら少し落ち着くかもよ。」
淳子は田中のズボンを慣れた手つきで降ろして、ブリーフの中から今にも破裂しそうなペニスを取り出し口にほうばった。田中は慌てて腰を引いたが、強烈に吸い付いた淳子の口は股間から離れない。
(可愛いオチンチン。フェラチオは自信あるのよね。)
喉の奥までしっかり送り込んでから、舌を絡ませつつカリの部分まで引き抜き、舌先で先端の割れ目をつついてから、再度喉の奥までくわえ込む。これを何回か繰り返して、田中のあえぎ声で発射寸前なのを悟ると、一旦放してじらす。袋の方へ舌這わしてからもう一度奥までくわえこんだところで田中はこらえきれずに出してしまった。
「どう?少しは落ち着いた?ご主人様。」
ティッシュに精液を吐き出しながら尋ねたが、田中はソファーで半分白眼を剥いてぐったりしている。それでも少し時間が経つと、落ち着いてソファーに座り直した。
「ほら、SMなんだから縛ってくれなくちゃ。」
淳子にそう言われて、田中はあたふたと繩を取り上げ、たどたどしい手つきで、淳子を後ろ手に縛った。
力を入れてきつく締められると、亡き夫との思い出が、フッと頭をかすめる。
「あ、あの、何をしてもいいんですよね。」
「そうよ、何をされてもいいわ、いっぱい感じさせて…。
淳子はいつの間にか目がトロンとしてきた。何年か前までは、夫はこうして淳子をきつく縛り、とても情熱的に、深く、何度も何度も淳子を愛してくれたのだ。後ろ手に縛られただけで、あの時のあの熱い想いがよみがえってくるかのようだった。
「そこのお鍋にね、ローションが入っているの。それをかけて愛してちょうだい。」
田中はレジャーシートを床に敷き、その上に淳子の体を横たえた。そして自分も全裸になり、鍋に入ったローションを、おたまを使って淳子の体にすうーっと落とし、手のひらで丁寧に塗り広げていく。興奮のあまり、多少手が震えている。