第12話-5
「私、すぐいっちゃうかもしれない。だから・・・」
最後の方は急に蚊の鳴く様な音量まで下がったが、はっきり聞き取る事が出来た。
「・・・一回だけじゃなくて・・・いっぱい、しよ。おとぉさぁあん・・・」
暴れだしそうな鼻息を抑えるのが精一杯で、それでも何とか痛くしない様に、早貴の中に挿入していく。
ついさっき絶頂を迎えたばかりで膣内は熱くなっていた。
正常位で、しっかり両手を握り締めながらピストンしていく。
「・・・っ!ぁ・・・ん!はぁ、あっあっ、あっ!」
なあ早貴、お父さん、ちょっとだけ痛くしちゃうかもしんないけど、大丈夫だぞ。
どんな時でもお父さんは早貴が幸せになるのを願ってるからな。
愛情ならきっと誰にも負けないと思う。
愛してるぞ、早貴。
〜〜〜(Saki's Side)〜〜〜
思い切って言っちゃった。
一回だけじゃきっとまたしたくなっちゃうから、満足するまでしようって。
でも、そんないやらしい娘でも、お父さんは受け入れてくれた。
「んぅん!あっあん、あっあっうん!うぅん!」
どすん、どすんと私の中を擦り付けて暴れるお父さんの・・・おちん、ちん。
いつもよりゆっくりで、まるで私の感触を確かめてるみたいに突いては抜くのを繰り返す。
見上げるお父さんの顔は・・・
しっかり私を見つめてくれてて、目が合ったらにっこりと微笑みかけてくれた。
(・・・んあ・・・)
胸の奥が熱くなっていく。
変なの、見つめ合うのは初めてじゃないのに、すごく嬉しい。
私はお父さんに守られてる、と思った。
昔からそうだった。どんな時でもお父さんと私は一緒だったんだね・・・
これからもお父さんの娘でいたい。ずっと、ずっと。
「あっ!あうん、どすどすいってるのぉ、おちんちんがぁあ!」
「うん、早貴の、コリコリが当たってるよ、気持ちいい」
もう私はお父さん自身を知ってしまった。
私の体は、父娘の関係を越えた感覚を味わってしまった。
それでも、もう一度戻れるチャンスがあるのなら・・・・・・
「おとぉさぁあああん!!もう、わたしぃ、はぁああああああぁああ!いっちゃうよぉぉぉ!!」
「早貴っ、いいぞ、俺がしっかり支えるからな!」
どんどん熱くなっていく体温を感じながら、お父さんの言葉を信じて手を握り締めた。
泣きそうな声が自分の口から出るのを聞きながら、腰を何度も打ち付けられて・・・!!
おとぉさぁん、おとぉさぁあああああああああああん!!