第12話-3
「お父さんだってこんなになってるじゃん。お父さんの方がエッチだよ」
「そうだ、嬉しいんだよ。早貴とエッチできて」
下半身が裸になったついでに、半端に捲れた早貴のシャツを脱がせた。
早貴が屹立した一物を握り締めて、親指で鈴口をクリクリとなぞってくる。
「いつ見てもおっきいね、おちんちん。こんなになってるよ」
大きな瞳が明らかに輝いていくのが分かった。早貴は悪戯をしているといい顔になるな。
グロテスクな一物を握り締める白い指が美しい。手だけ見たら大人に見えなくも無い。
「そういえばまだ見た事無かったね。びゅるるって出ちゃうところ」
「・・・・・・?」
言ってる意味が分からなかったが、少し考えてから理解できた。
もしかして射精するところを見た事が無いというのだろうか。
言われてみればそうだな。口の中に出したり、挙げ句は膣内(なか)に出してしまったり・・・
きちんと見せる、と言うのも変だが確かに見せた事は無かった。
「見たいなぁ、お父さんがクジラさんになるところ」
「あっ・・・うぁああ、あっ、あうぅ」
不穏な言葉を口にしながら嬉しそうにしごきあげてくる。
じっとそこを凝視しながら更にしごく手を早くして・・・!
いかん、このままでは本当に出てしまう。早貴に見せてしまう。
「もうすぐだねお父さん、そうでしょ。うふふふ、早く出して。いーっぱい出して!」
う、ああぁ・・・ああああああああ!!
「ひゃ?!わっわっ出たぁ!うわあすごーい」
「あ・・・はぁ、はぁ、出た・・・どうだ、早貴・・・」
早貴が喜んでるなら見られても問題は無いな・・・
うっ、まだ出る、あまり近寄ると顔にかかるぞ。
「凄かったよお父さん。水鉄砲みたいにぴゅーんて飛んだね」
「楽しそうだな、早貴」
「うん・・・私の中に出す時も、いつもこんな勢いだったんだね。だからすぐお腹に届くんだ・・・」
いつも出す方だから分からなかったが、びっくりするだろうな。すまない早貴、いつも無理をさせて。
「ねえ・・・私もして。早くぅ・・・」
ついに最後の一枚を自ら脱ぎ捨てて、俺の前で脚を開いて誘惑してきた。
まだ今日はそこをしていないが他の場所の愛撫で既に濡れ始めている。
早貴が生まれたままの姿になったので俺もお揃いになり、全てを曝け出した。
「・・・あ・・・!」
細い体を抱き締めて大事な場所の入り口を撫でる。
指先を入れて、入り口の襞をくにくにと掻いてやった。
「んぅう、あっ、あぁ〜、あったかいよぉ、指ぃ」
「おあ!さ、早貴、そこはあまり慣れて・・・くふふ、くっ」
ぬめりとした感触が俺の鎖骨を這い回ってくる。
そして、徐々に下に降りていき、とても敏感な場所を舐められ思わず指に力が入ってしまう。