第12話-2
「んぷぅ、やら、おとうひゃんくしゅぐったいんらけろ。ひょっとぉ〜」
時折耳たぶを撫でたり、うなじをなぞる様に触ったりして早貴を愛撫した。
まだ幼い娘の肌は張りがあって瑞々しく、くたびれ始めた俺の肌とは比較にならない程生命力が溢れている。
「なでなでしすぎぃ、くすぐったいの。あっはは、そこダメ!お父さんてば」
良かった。
まだ触られてくすぐったいんだな。体が慣れていないという事なんだ。
まだ間に合う。娘の体はまだ完全に男の味を知った体じゃない・・・良かった・・・
「キスばかりじゃやなのぉ・・・もっとしてぇ」
早貴は俺と向き合い、自分からTシャツを捲って、乳房をあらわにした。
これからの成長を期待させてくれる程よい大きさで、すでに淡い桃色の頂は口付けのせいか膨張が始まっていた。
「くふぅっ!」
一気に両方つままれたせいか、びくんと体を強ばらせる。
ここは少々敏感なので焦らす様に控えめな愛撫をしても、瞬く間に勃起していった。
豆粒の様に可愛らしい乳首が見る見るうちに苺に熟していく。
「エッチ、いつもはすぐにこうならないんだからね」
「そうかそうか。でも自分から胸を見せたからやっぱり早貴はエッチだろうな」
「ひっあ!あっ、だから、私はぁ、ん、んんん!」
乳輪を親指でなぞりながら乳首を人差し指でぴしぴし弾く。
ここはあまり慣れてないせいか、もう早貴の呼吸は早くなり始めていた。
「次はどうしてほしい・・・?言ってごらん」
「え・・・えっと、その・・・っ」
早貴は下唇を噛んで、そのまま喋らなくなってしまった。
自分からどこをしてほしいのかを言うのは躊躇わないと思うが、こうして俺に言わされるのは抵抗があるのだろう。
言うまで乳首を愛撫しながら待っていたが、なかなか口を開こうとしない。
「そっか、お父さんに任せるんだな。いいぞ」
「あの、お・・・へそ・・・んくぅ?!」
早貴が言うよりも早く、俺の指は性感帯である臍に差し込まれていた。
少し強めに奥に押し込み、爪でクリクリと揺らす。
どうやら、俺がしたい所と早貴がしてほしい所が一致したらしい。
刺激が強いためか俺の手首を掴んで、やだやだ言いながら引き抜こうとしてくる。
「大人しくしてるんだ。大丈夫、痛くしないから」
「い、痛いもん、だから・・・うっ!ちょ、やだよぉ」
眉間に皺を寄せているが、口で言ってるほど痛くは無さそうだ。
手首を掴む力も段々弱くなって、添えているだけになった。
デリケートな場所なので名残惜しいが、この辺でやめておこう。さぁ次は・・・
「お、おい早貴」
「じっとしてなさい!逆らったら怒るよ!」
ぷぅーと頬を膨らませて俺の履いているジャージを脱がしてきた。
別に抵抗はしない。寧ろ脱がしてくれるなら有難いな。
いきなり敏感な場所をやられて少し怒ってる様だな、可愛らしいものだ。